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愛しのハク 〜おかか純情編〜

我が家のハク氏(オス・9才)はキャットフードの種類によって嘔吐してしまう。価格が安いフードはそもそもあまり旨くないのか、何かの成分が合わないのか判断は難しいが、いつもプレミアムフードを食べている。

帰省した際には地元の動物病院に連れて行く。年に1度のワクチン接種と尿検査のためだ。カルテの厚みも頼もしい。昨年あたりから嘔吐の回数が増えたのが気になっていた。獣医氏に相談し、その日初めて血液検査をすることになった。

採血は喉から行った。メガホンのようなエリザベスカーラーを首に巻かれ、恐怖におののくネコ氏をナース氏と一緒に押さえつける。ナース氏は「すぐ終わるからねェ〜」「偉いねェ〜」と子供をあやすようにネコ氏に話しかける。なんて優しいんだろう。しかしその気遣いも虚しく診察台で院内に轟く雄叫びを上げたネコ氏であった。

結果が出て再度診察室に呼ばれる。白血球の数値が基準より随分低いようだ。しかしストレスや疲労で一時的に数値が下がることもあるらしい。新幹線で帰省し、ここ数日は普段と違う環境で生活している。疲れがたまっているのかもしれないが、愛猫の健康状態が揺らいでいるのは明らかだ。気分が沈んだ。

猫に嘔吐はつきものである。毛づくろいをした毛を吐き出すのは珍しいことではない。しかし我が家のネコ氏の場合、食べたフードをそのまま吐いたり、時には苦しそうに茶色の液体を吐いたりしていた。
獣医氏は『フードが合っていない可能性もありますから、いろんなフードを交互に与えるのではなく種類を統一したほうがいいですね。』と言った。

それまでは何種類ものフードを日替わりで与えていた。人間的な発想で考えると、毎食同じフードでは飽きるだろうと思ったのだ。しかしハク氏も夏で10歳を迎える。ペットフードであまり冒険させないほうがよいのかもしれない。
その後は、なるべく一定期間を同じフードを与えてみることにした。すると種類によって嘔吐の回数が減ることがわかった。フードが切れてしまいスーパーで安売りしている一般的なフードを与えるとやはり吐いてしまう。

今はサイエンスダイエットを選ぶようになった。やはり獣医学界においてもアメリカやカナダは先進国で「アメリカの獣医が最も勧める」と書いてあれば自然に手が伸びる。

サイエンスダイエットは獣医師が最新の臨床栄養学に基づいて開発した自然派保存料使用、無着色の食事である。米国飼料検査官協会(AAFCO)という長たらしい名前の機関の基準をクリアしているそうで、メーカーのヒルズ・コルゲート社の商品は獣医療の現場でも広く普及しており、主成分や、対象年齢、その効用で何種類も商品がある。

価格は1キロ1100〜1200円くらいで安い価格帯のフードの2〜3倍に相当する。ちなみにハク氏は今「センシティブストマック」を食べている。一般的には7歳を過ぎたらシニア用のフードに切り替えるのが望ましいが、そのネーミングにそそられて購入した。
次回はウェットフード(缶詰)も購入してみたいと思う。

今のところは満足してサイエンスダイエットを日々食している。しかし猫氏のフードボウルが空になっているのに気付き、ドライフードを足して振り返ると(それじゃねぇんだよ)的な目でこちらを見ている時がある。彼はいつでもおかかが食べたいのだ。
せっかくの栄養バランスが崩れてしまうのだろうが、おかかは彼にとって待ちきれないおやつである。


本日の1曲
Ride on shooting star / The Pillows


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