トーキョーバイク
11月 5th, 2006 by taso

駐輪場のないこのマンションでは部屋置きが余儀なくされる。部屋まで担ぐためには軽量であることが好ましいが、ロードバイクはどれも値が張る。
しかしある時、トーキョーバイクの存在を知り一気に標準が定まった。
トーキョーバイクは”クロスバイク”という種類に分類される。タイヤは細く、本体重量も軽い。”クロスバイク”とは、レースで使用される”ロードバイク”とタフな地面を走行する”マウンテンバイク”の双方の利点を取り入れたものとして定義されているようだ。
今年のトーキョーバイクのカラーラインナップを眺めて、購入をパールグリーンに決めていた。The Pillowsの名曲『白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター』を聴けば最早迷う必要は無い。
かくして10月初頭「Tokyobike Sport Ltd.のPearl Greenが今すぐ欲しい!期」を迎えることになる。
首都圏の取扱店を駆けずり回り、一通り問い合わせをしてみたものの希望のサイズ、カラーはメーカー在庫切れ、次回の入荷は年末と言われた。
クロスバイクには洋服のように細かいサイズ設定があり、手足と股下の長さでサイズが決まる。身長や体型に合わせたフレームを選ばなければ快適な走行は得られないのだ。
昨夜新宿のOSHMAN’Sに入荷時期の問い合わせをすると、あれだけ探し回った希望の車種が本日1台のみ入荷するということだった。今回購入を見送れば、次回はおそらく来年になってしまう。今日は心の準備もそこそこに緑の自転車を迎えに行くことにした。
本体価格48,000円に加え、ライト、スタンド、防犯登録を追加し52,300円を支払った。車体整備から引き渡しまでの90分、本屋とレコード屋をうろつきながら帰りのルートを考えるのも楽しい。甲州街道か?青梅街道か?
店舗ビル前で引き渡され新宿を出発。まずは甲州街道に出て、西新宿で右折し十二社通りへ入る。変速を切り替えると細いタイヤはみるみる加速し、車道を走っているとバイクに乗っているような感覚に陥る。自転車なのにウインカーを出したくなって戸惑ってしまったほどだ。小雨の中、約30分で高円寺の自宅に到着した。
壊れた折りたたみ自転車を乗り捨てて以来、実に6年間も自転車に乗っていなかった。JRと地下鉄が縦横無尽に張り巡らされた都心では、移動に困ることはほとんどない。
トーキョーで自転車を手に入れるということは、景色を感じるための道具を手に入れるということに近い。
本日の1曲
Bicycle Race / Queen

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