買い物日誌020 あなたにぴったりのシューズ


ASICS GT-2150 NEW YORK-2A
¥12,390
購入場所 アシックスストア原宿


ジムでランニングを始めて一年が経過。そろそろ新しい刺激が欲しくなってきた。ランナーで賑わっているであろう神宮外苑や皇居周辺を思うたびに、ヨシ!今から行くか? でもシューズ無いジャン!の状態。外ランへの第一歩、シューズを調達しなければ。

シューズはアシックスに決めた。ランナーに信頼の厚いメーカーだし、アシックスストア原宿は、ちょっと面白そうなことをやっているみたいだった。
表参道の原宿駅側、GOLD’S GYMのあるビルの地下にアシックスストア原宿はあった。シューズを探していることを伝えると、さっそく3次元足型計測機のブースへ案内された。そう、実はこれがやりたくてここに来た。足長だけではなく「足型」でシューズを探してみたかったのだ。

シューズ選びは、サイズのほかにも、走行ペースや走る目的、走る路面の種類などの要素が絡む。走り方の癖によっても適正なシューズは変わるはずで、そこまで考え出すと専門家の意見が欲しい。
片足づつ計測器のスキャン面に足を載せると、足長や足囲など細かな7項目のデータがプリントされた。どうやら平均よりも足囲が細いようだ。それも随分と。

プリントを持ってシューズコーナーに戻ると中年の店員氏がいた。とにかく声がでかくて饒舌、日に焼けたランナー体型をしている。見るからに走り込んでいそうな顧客の積極的な相談に応じていた。

しかし他の客の接客中にも関わらず、彼はデータを見せるように手を差し伸べてきた。先輩ランナーの顧客に遠慮しながらプリントを渡すと、医者がカルテを見るような表情でデータを睨んだ。そしてドクターは勢いよく上半身をひねり、一足のシューズを指差した。

それは外国人の狭い足幅を想定した海外モデルだった。この店舗は外国人客も多いので特別に置いているという。日本人でこのサイズがフィットするのは『マー、二ヶ月に一人くらいだね。』とドクターも目を見開く。今まで自分の足囲に無関心すぎたのかもしれない。

ドクターに処方されたシューズはぴったりだった。シンデレラ気分だった。実はアシックスのシューズを試着するのはこの時が初めてではなかった。何足か試したものの、くるぶし辺りに違和感を感じて購入を踏みとどまっていた。微かな違和感も、距離を重ねればあなどれない。でもなぜかこのシューズは快適だった。
最後に店内にあるトレッドミルでランニングフォームを撮影。再生しながらドクターにフォームを分析してもらった。

今回、ぴったりのシューズは一種類のみ、カラーも一色なので選ぶ余地もなく、カラーで迷っちゃうかもナー、という事前の心配も吹き飛ぶ潔い結果に。でも、専門家に全てを任せて対価を払う面白さが味わえた。


本日の1曲
youtube
1234 (Van She Remix) / Feist

最近のお気に入りランニン・チューン。
ランニングには歌の入った電子音楽がよくあいます。
ヌァーッとみなぎる盛り上がり感で頑張れる。


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3 Responses to “買い物日誌020 あなたにぴったりのシューズ”


  1. 1ちんみん

    リビング・トーキョーは、ひさしぶりだね~

    いま、靴選びが、こんなにハイテクになっているなんて、
    びっくりです。
    世界は、
    村上春樹的世界に近づきつつあるね。

  2. 2サチエ

    おひさしぶり♪東京マラソンでるの?
    最近はずっと家にいるので偏平足になりつつある気がするよ。

    そういえば先週ツイートキャンペーンでオニツカタイガーの好きなスニーカーくれるってのに当たったのが届いた。
    なんでも新しいモノの匂いはいいね♪

  3. 3taso

    >ちんみんさん
    こっちは久し振りだね!汗

    今やシューズを選ぶのもアミューズメントって感じがする。
    店に行くのもワクワクしたし、市販品だけどカスタムオーダー感覚だったよ。
    そういえば『走ることについて語るときに僕の語ること』を読み返したけどやっぱり面白かった。
    1年に1度フルマラソンを走る人生もいいなぁ。
    そんな人生に影響されたいけど、身体がついていかないよ。

    >サチエさん
    そんな素敵なtwitterキャンペーンやってたんだ?
    昔買ったオニツカタイガーがうちにもあるはず。(探してみよう)

    東京マラソンは倍率が高くてね・・・。
    これからレースシーズンになるし、他の大会も調べてます。
    でもまずはジョギングクリニックに参加して、このフォームをなんとかしないと!

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