Archive for the '買い物日誌' Category

買い物日誌019 聞こえの良い暇つぶし



フィットネス&スパ MODERNO阿佐ヶ谷 月額利用料金
¥12,600(レンタルオプション、契約ロッカー料金込)
購入場所 MODERNO阿佐ヶ谷店


とりあえず1ヶ月やってみようと入会手続きをしてから半年。今でも飽きずにジムに通い続けている。それどころか、半年の間に週末会員から利用時間に制限のないレギュラー会員にクラスアップして、電車の定期も阿佐ヶ谷まで区間延長して買うようになった。

ジムに通うことが意外にも自分にあっていたみたいなのだ。これには自分もびっくりしているけれど、周りの友人達はもっと驚いているような気がする。

ある日、友人氏がジムに通う事を勧めてくれた。彼は「走っていると余計なことを考えなくて済む」と言った。実はその頃はあまり良いメンタル状態ではなく、人間関係のストレスを発端に、むくむくと湧いてくるネガティブな感情に悩んでいた。週末も家から出ないことが多かったので、ストレスが熟成させているような感覚があった。

そんな生活習慣を変えるべく、ジムに通おうと思ったことは何度かあった。でも運動が得意ではないので続ける自信もなかったし、ちょっと試してみるには会費も高く感じた。
でも彼の言葉を反芻するうちに、ジムは体を鍛えるためだけの場所ではないのかもしれないと思えてきた。勢いがあるうちに実行しようとジムに見学に行き、その場で入会手続きを済ませた。ちょっとした賭けのような気持ちで。

まずはTシャツとソックス、トレーニングパンツを買う。次にスニーカー、バス用品。個人ロッカーを契約したあとは手ぶらで通えるようになった。プールもジャグジーも無いこぢんまりしたジムだけれど、スタジオレッスンも豊富だし、ひとりで黙々とワークアウトできる夜の雰囲気も良かった。

今は少なくとも土日のどちらかにはジムに行くし、仕事帰りに立ち寄ることもある。行く場所があるのは嬉しいことで、職場のある渋谷や、自宅のある高円寺以外の場所に通うことが気分転換にもなっている。ジムに通うことは、聞こえの良い暇つぶしなのだ。

少し前にデイ・バイ・デイで腰を痛めたと書いた時、スポーツインストラクターをしている方から腰痛に効果的なアドバイスをもらうことができた。考えられる腰痛の原因に『運動不足による血行不良』があるらしいのだけど、それは『ナシだと思うので(除外)』とさらりと書いてあった。優しいアドバイスに加えて、運動不足な人から除外してもらえたことにひっそりと喜びを感じてしまった。


本日の1曲
Fly Or Die / N*E*R*D

買い物日誌018 マイ・ラテ・ソイ・ラテ


THERMOS 真空断熱ケータイマグ 350ml ¥2,462
購入場所 amazon.co.jp

ハンディーステンレスボトルホワイト 500ml ¥3,800
購入場所 スターバックス阿佐ヶ谷駅前店


午後の仕事はソイラテなしには遂行できない。食事の後、それがないとなるとどうにも落ち着かない気分になる。外が暴風雨で一旦購入を諦めた日でも、数十分後には傘をひっくり返しながらコンビニエンスストアに駆け込んでいる。

しかしあろうことか、会社近くのコンビニエンスストアから一番のお気に入りだった「ドトール カフェ・オ・レ(砂糖不使用)ラージサイズ」が忽然と姿を消した。他の商品をかき分け、陳列棚の奥を覗き込んでも無い。あくる日もそのあくる日もやはり、無い。
仕方なく、類似商品に手を出してみたものの、大抵が甘すぎるし、無糖のラテはどれも淡白すぎて苦い水を飲んでいるみたいだった。

これなら自宅で淹れるラテの方が美味しいナァとストローを噛む。そこでさっそく自宅のキッチンからひと昔前の水筒を発掘し、次の日からラテを持参するようになった。

飲みなれた味には満足したものの、飲み口を塞ぐキャップの “反り” が不十分で、注ぎ口から直飲みするとデコボコしたパッキンに鼻がぶつかってしまう。コップをねじ込んで閉めるタイプの水筒では、直飲みは保証外の行為なのだろう。鼻の頭にラテの汁をくっつけながら、その場でAmazonにアクセス、サーモス(THERMOS)の水筒を注文した。

サーモスは保冷機能が素晴らしかった。夕方になっても夜になってもぬるくなることがない。ロックリングがついているので液漏れせずカバンに入れても安心。フタはワンタッチで開くし、反りも十分で鼻にぶつからない。なんて優秀なんだ!

そのうち350mlでは足りないと思うようになった。そしてスターバックスで見つけたスターバックスカラーの500mlサーモスを購入。今は毎日これを持って出掛けている。

朝起きて顔を洗ったあと、エスプレッソマシンを稼動させる。抽出したてのエスプレッソをカップごと冷凍庫で急冷し、身支度が終わったらエスプレッソと豆乳を水筒に注ぐ。カバンにイン。靴を履いて部屋を出る。今日もマイ・ラテ・ソイ・ラテ。


本日の1曲
On The Brink / Dinosaur Jr


【番外コラム】水筒のにおい対策、の話。

水以外の飲料を水筒に入れた場合、内部にニオイがつくことがあります。
パッキンに乳製品特有のニオイがついてしまうと美味しさが半減するので、
キッチン用漂白剤で3日に一度くらい消毒しています。
薬品を使いたくない方は、水で薄めた酢でもにおいが取れるそうです。
(注:腐敗や変質の原因になるため、ほとんどの場合乳製品を入れることは推奨されていません)


買い物日誌017 よろしく、GR。


RICOH GR DIGITAL III
¥71,820
購入場所 マップカメラ1号店


デジタル製品は発売から時間が経つほど価格が下降する。製品の最安値を示すグラフは株価よろしく、今日も小刻みに変動を続けている。

もう少し安くなってから、と思っているとどこからか新製品発表の噂が聞こえてきたりして、慎重になればなるほど手を出しにくくなってしまう。それに、購入を我慢している間に「撮れたはずの写真」を撮り逃がしているのだ。きっと。

たとえ躊躇する価格だったとしても、フィルム時代に写真にかけていた費用を考えれば安いものだ! と思うことにした。(実際にそうなのだけど)

実は数ヶ月前に、愛機D90をコンクリートの地面に落として背面液晶を割ってしまった。購入後一定期間付与されるメーカー保証は、使用上の過失によるトラブルは対象外となる。購入して間もなく訪れた悲劇を教訓に、落下や水没も補償してくれる店舗での購入を決めた。マップカメラなら購入金額の5パーセントの掛金で破損にも対応した3年間の補償がつく。

今夜はひとり新宿に出掛け、至極あっさりとGR DIGITAL IIIを購入した。すぐに撮影できる状態にセットして街に出れば、手に馴染むGRの質感に自然に顔がほころんでしまう。歩きながら無意識に『よろしくナー。』と言っていたくらいだ。

フィルム時代にはNikon F3HPとGR1vをセットで持ち歩き、画角の違う二台を使い分けていた。重くて大きな一眼レフと違って、GRはポケットに入る手軽さが良い。そんな最強の布陣が、今夜ようやくデジタル版に移行した。これからはNikon D90とGRIIIでいこう。

GRデジタルシリーズはずっと欲しいと思っていたものの、高額なため購入をためらっていた。しかし、先日の愛猫ハク氏との悲しい別れが、写真を撮る行為の尊さをあらためて感じさせてくれたのだった。この部屋には沢山のハク氏の写真があり、そこには我々が過ごした日常生活の “さま” が写っている。気付けば、写真日記[デイ・バイ・デイ]も、開設から一年が過ぎていた。

これからも日、一日を文と写真で記録していきたい。その想いにGRが力を貸してくれると思ったのだ。


本日の1曲
That’s What You Get / Paramore
VIDEO(Official Site)

買い物日誌016 1000 songs on your T-shirt


iPod shuffle 4GB Personalized シルバー
¥8,800
購入場所 Apple Store(Online)


2009年3月に発売されたiPod shuffleは、長さが45.2mm、重さは10.7gしかない。
大きさは第二関節から指先位までしかなく、Tシャツの襟に挟んでも重さで生地がたるむこともない。

ランニングマシーンの前面パネルに立てかけたiPodが派手な音を立てて滑り落ち、慌てて緊急停止ボタンを押す。心配そうに駆け寄ってきたトレーナー氏に会釈して、だらりと垂れ下がったコードをたぐりよせる汗だくの自分。要するにトレーニング中にiPodを落とすのは結構恥ずかしい。今月から通い始めたフィットネスクラブで、実はそれを二回もやってしまった。

その、普段使っている第5世代のiPod、もしくはiPhoneをアームバンドで装着して使う事も考えたけれど、走るという目的にあわせて考えると軽くて小さいiPod shuffleが適している気がしてきた。

ところで、iPodが発売されたのは2001年で、当時のコマーシャルで使われていたのは『1000 songs in your pocket』というコピーだった。(YouTube:#01 – iPod 1G – The first Original Commercial

iPodなら1000曲のミュージックライブラリを持ち歩くことができる。事実をそのまま伝えているだけのシンプルなコピーだったけれど、その事実そのものが驚きと興奮に満ちていた。(「ア サウザンソーン イニュアポーケッ」とよく真似していた)

当時は収録曲数と携帯性においてMDウォークマンが優勢だった。MP3プレーヤーなんて触ったことも無くて、CDウォークマンに入れるためにCDを数枚持ち歩いていた時代だ。1000曲分の音楽ファイルを自宅のパソコンで管理することも一般的ではなかった。

それが今や、この小さな小さなiPod shuffleに同じく1000曲が保存できるようになった。ポケットに入れるよりもさらに自由に、Tシャツの襟にくっつけられるようにもなった。

今後iPodはどのように進化していくのだろう。コンピューターをとりまくあらゆる記述がそうであるように、何年後かにこのエントリーを読んだら『2009年はそんなことで驚いていたの!?』 ということになるかもしれない。購入したその日に自室でiPod shuffleを数度見失っているから、これ以上小さくなっては困る気もする。

フィットネスクラブに通いだしてから、環境を整えるための出費が続いている。
でも、iPod shuffleのおかげで集中力が増したのを感じるし、いつもより速く、長い距離を走ることもできる。そしてなにより、好きな音楽を聴きながらするトレーニングは、やっぱり楽しい。


本日の1曲
Let’s Get Retarded / Black Eyed Peas
youtube

買い物日誌015 探すは楽しきFREITAG

FREITAG F41 HAWAII FIVE-O
¥16,000
購入場所 伊東屋銀座本店


FREITAG(フライターグ)のバッグは、西ヨーロッパの国々を駆け巡っていたトラックの幌を再利用して作られている。代表的なメッセンジャーバッグのほかにも、トートバッグやボストンバッグ、財布やサッカーボールなどラインナップは40種に及ぶ。幌から直接裁断して作るため、同じ柄はふたつとない。しかしながら独特の材質感で一目でそれとわかる個性的なプロダクトなのだ。

取り扱い店舗の限られたFREITAGも、本国スイスのオンラインショップでは豊富に在庫が揃う。(各モデルが100個ほど並んでいるさまは壮観な眺めだ!)商品写真が頻繁に入れ替わるのは、すべてが一点もののFREITAGならではのこと。だから前日に見てお気に入りだったバッグが次の日にはなくなっていることもある。

誰かに購入されれば商品はそこから無くなり、代わりに新しい商品が追加される。前日に目を付けていた商品が無くなれば、誰かが買っていったんだな、と思う。流通と購買を意識させる実にシンプルな仕組みをしているのだ。

ところで現在、銀座の伊東屋FREITAGフェアが開催されている。それを知ったのは購入を思い立ったその日だった。なんていいタイミング。早速仕事帰りに寄ってみることにした。

FREITAGの場合、売り場に出かけたからといって必ずお気に入りに出会えるとは限らない。でも、だからこそ、売り場に向かう間にも好奇心を駆り立てられる。FREITAGそのものが、モノとの出会いを意識させる演出のようだ。

伊東屋4階の会場にはF-FURNITUREと呼ばれるFREITAG専用の収納棚が並び、各モデル数十パターンが販売されていた。鼻息荒く商品を見渡し目当てのF41モデルをいくつかピックアップしたのち、大きなロゴの入ったクリーム色のバッグを購入することにした。(まったく! どれも捨てがたかった!)

FREITAGが他のバッグと一番違うことは、探す楽しみがあること。だからこそFREITAGを求める人は、もっと違うバッグも見たい! と欲張りな気持ちになるかもしれない。

スイスの工場では、次々とバリエーションに富んだ幌から生地が裁断され、新しいバッグが生まれている。だから最初からパーフェクトに自分好みの『運命的な』FREITAGを追い求めるのもいいけれど、ゆっくりと待ち、運命のバッグを探すのも楽しいのだ。(もし今すぐFREITAGが欲しいのなら、とりあえずひとつ購入して直ちに物欲を沈静化すべきだ!)

同じ幌から断たれた兄弟バッグを探したり、珍しいプリントのバッグを探すのも楽しい。ファーストバッグを手に入れたあとでも、FREITAGには楽しみがいつまでも残されているんだから!


本日の1曲
Song2 / Blur
youtube

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