…TAKE FREE?

JOURNAL STANDARDのレジで会計を待っている時に目の前の写真集をパラパラとめくっていた。いい具合に色褪せたふうの写真はそこはかとなくお洒落であった。
店員氏は洋服をラッピングし、洋服と一緒に写真集も丁寧に紙袋にしまった。そして初めてこの写真集が今季のカタログだということに気が付いた。

現在ではフリーペーパーをより進化させたフリーマガジンが雑貨店やアパレルショップに陳列されている。一見しただけでは売り物なのか無料なのかわからないものも多い。要するにクオリティーが高い。

カタログは50ページ程もあり、写真にエッセイも添えられている。巻末にはモデルが着ている服のプライスリストも掲載されているが、無料で配付されるカタログだとはにわかには信じ難い。

作品の参考にする為に、書店で写真集を立ち見することもある。以前に比べると写真集も随分買い易い価格になってきているが、このクオリティーのカタログが”無料”で配付されているのは驚きだった。

初めて『風とロック』を見た時もそうだった。これってフリーなのか?というほど厚みもあり大判である。アーティストのインタビューも読みごたえがある。

『風とロック』編集長の箭内(やない)道彦氏については、広告業界で働いていた友人氏に何度か話を聞いたことがある。博報堂を退社後、代理店を設立した後にこの『月刊 風とロック』を創刊したそうだ。氏はTOWER RECORDSのNO MUSIC, NO LIFE.キャンペーンのアートディレクターでもある。

今夜立ち寄った書店でこれまでの総集編的内容の”別冊 風とロック”が平積みされていた。(こちらは税込2100円)通常の月刊版は運がよければTOWER RECORDで手に入れることができる。

店舗に置かれた冊子を見つめ、表裏をひっくり返して定価の記載がないかを確かめ、フリーマガジンと認定する。立派な冊子を無料で貰うことに慣れず、なんだか万引きをしているような気になるのは自分だけだろうか?


本日の1曲
Lithium / Nirvana (From The Muddy Banks Of The Wishkah)

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