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ギュードン・グラフィティ

皆こんなに牛丼が好きだったの?
米国産牛肉問題への関心もあいまって、吉野家の牛丼復活祭は注目の的だ。1日限りの復活祭に参加すべく、長い列に並ぶ人々。テイクアウトに1時間半の待ち時間。

夕刻に高円寺の店舗前を通りかかると、売切れの張り紙。交差点の向こうから店舗へと一直線に歩いてきたカップルも残念そうに踵を返した。

初めて吉野家の牛丼を食べたのは高校生の時。
当時田舎町に吉野家があるはずもなく、存在は知っていたがまだ食べたことはなかった。もっとも、その頃は毎晩おいしい家庭料理を食べていたし、友人とはファーストフードかファミリーレストランに行くくらいだった。
当時のバイト先の面々とドライブに出かけ、オレンジ色の看板がまぶしいインター近くの店舗に入店。味の記憶よりも(これがヨシギューってやつか!)と感動したのを覚えている。

学生時代を過ごした東京都西部(いわゆる多摩地区)にはどういうわけか吉野家は少なく、代わりにライバル、松屋が台頭していた。立川浪人時代、近所に華々しく松屋の新店舗がオープンしたこともあって、ほか弁、ファミレス、松屋、モスバーガーのローテーションが続いた。

一時期牛丼の価格はどんどん下がった。牛丼280円時代の到来だった。
学生の頃、夜遊びと共に牛丼はあった。疲れた体に清々しい明け方の”朝定”、小腹を満たしてから行くと飲み代が安くなるという理由で牛丼屋に寄ってから居酒屋に突進した日々。

先日久し振りに吉野家の豚丼を食べたのだがこれがヤケに旨かった。調子に乗って後日豚丼を再度食す。豚でも十分旨い。牛肉と変わんないよネー、と感心する自分に友人氏は『明らかに豚肉やろ。』とクールに言い放った。
”真夜中は何食っても旨い”と歌ったナンバーガールの曲を思い出した夜であった。


本日の1曲
Sentimental Girl’s Violent Joke / Number Girl

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