マウスジェスチャー
自宅では『あ。』『そういえば』と何かを思い出してはMacの前に座っている気がする。
段ボールの収集日や店舗の営業時間などちょっと確認したいことは日常的に訪れるし、知らない店の行列を見れば自宅に戻って(ドーナツ屋かぁ)と納得する。インターネットが普及する前まで、検索行為なしで生活が成り立っていたなんてちょっと信じられない。
今ではiGoogleが生活の一部になっている。iGoogleとは、GmailやGoogle AnalyticsなどGoogleが提供する各種サービスの管理画面でもあり、自分用に好きなガジェットを表示させることができる情報ページでもある。
ニュースのヘッドラインはもちろん、AmazonのトップセラーランキングやKizashiのワードランキングで今の話題を知ることができるし、本日のNASA画像で宇宙に思いを馳せることもできる。iGoogleは情報収集と暇潰しを兼ねたページなのだ。
仕事でもプライベートでもインターネットが欠かせない生活で、1日に何百のウェブページを閲覧している。そしてほとんどその度にウィンドウを開いたり閉じたりしている。ウインドウの端の「閉じるボタン」めがけてマウスポインタを移動したり、左手でショートカットを叩いたり。今まで普通にしていたアクションも、(手間なことしてたなぁ)と思ってしまう。マウスジェスチャーを使い始めた今となっては!
マウスジェスチャーとは、マウスの動きだけでアプリケーションに特定の指示を出すこと。ソフトをインストールすればブラウザなどにマウスの動きに応じた指示が出せる。
自宅のMacにSafariGesturesを導入したら、開いたり閉じたりの煩わしさから解放された。マウスジェスチャーが優れているのは、オリジナルのジェスチャーを登録できるところで、「戻る(←)」や「進む(→)」以外にも、よく使う動作を割り当てることができる。
例えば今までショートカットを使っていた「Safariを隠す」アクション(command+H)も、マウスを下にずらす(↓)だけで可能になるし、「新規タブを開く」はVの字(↓↑)のジェスチャーで可能。「タブを閉じる」時は右クリックを保持しながらL(↓→)を描けばいい。マウスの軌跡が表示されるのもわかりやすいし、きっちり描かなくても認識してくれるのも素晴らしい。
自宅と会社など、複数台のマシンを使う場合でも同じジェスチャーを設定しておけば戸惑うこともない。ジェスチャーに慣れるとSafari以外のアプリケーションでもマウスジェスチャーしたくなってくる。(間違えて空振りすることもしばしばある)
毎日ブラウザを使いまくる人にも、画面の小さいネットブックを使う人にもマウスジェスチャーはおすすめ。小さな閉じるボタンを狙い撃ちしなくても、左手をショートカットの形に準備する必要もないのだ!
本日の1曲
Move / CSS
【番外コラム】Google Analyticsの解析結果によると、の話。
■Internet Explorer / Windows 51.74%
■Safari / Macintosh 21.28%
■Firefox / Windows 17.41%
リヴィング・トーキョーを閲覧している方のユーザー環境の円グラフです。自分と同じ環境の方(Safari / Macintosh)は21.28%。
Macのシェアを考えれば、意外に多いと言えるかもしれませんね。
やはり一番多いのはWindows OSでInternet Explorerをご使用の方。(IEだとページ表示がうまくいっていないところがあるので・・・少し戸惑う)
IEユーザーの皆さん、IEには【HandyGestures】というソフトがあるらしいです。
OSX初期からずっとSafariには馴染めずにここまで来てしまいました。
SafariはiPhoneとブックマークの同期をとるためにしか使ってません…。
もちろん、マウスジェスチャーなんて機能も知らずに!!
今はこないだまでのFireFoxとお別れして、Netscape Navigatorに落ち着いてますが(OS9の頃もネスケ使ってたし)、日本語じゃないのが若干不便。
でも、そんな楽しそうな機能があるなら、Safariも使ってみたくなりますね。
スクロールボールでもジェスチャー認識されちゃったりするのかな。
>おしづさん
Macだけ使っていた頃はあまり感じなかったのに、仕事でWindowsを使うようになって初めて、SafariとMailが個性的なアプリケーションだということわかりました。よくも悪くも(笑)
マウスジェスチャーはストレス軽減になるので、ぜひ試してみてください!
あと、遂に今日iPhoneデビューしました!
個性的なスライド入力に早く慣れたいものです。もう、てんやわんやですよ。