ソフトケース化のススメ

2日前にコラムをアップした後インターネット検索で『フラッシュ・ディスク・ランチ』なるものを発見。普段タワーレコードを利用している人ならピンときたのでは?レジ横にて販売されているそのCDソフトケースは収納に頭を悩ませる人々の救世主。プラケースから移し替えることによって厚さが3分の1になり「収納効率何と3倍!」と謳っている商品だ。

ユーザーのリアクションをネットで見る限り好評の様子。タワーレコードに集まる人々が所持するCDは数百枚、数千枚に及ぶはずで、レジ横に大々的に商品が積まれている理由も理解できる。いくら部屋の片付けをしてもなんとなくいつもCDが散らばっている我が家。片付けても積み上がるばかりで収納しようにも棚にスペースが無い。これは導入する価値がありそうだなと好感触。

月曜の夜に休日前の買い物よろしく新宿のタワーレコードに立ち寄った際に試しに購入。50枚入りで1セット1890円(税込)。試しにというわりに2セット購入。きっとやり出したらハマって明日の休日も買い出しに来る、という自分の性格を充分に考慮した賢い選択である。

さて、帰宅して作業を開始する。歌詞カードを抜き、CDを取り出し、背面のCDケースをバキッと外し裏ジャケを取り出す。塩ビケースにそれぞれを移し替え、最後に脱落防止のフタを内側に折り返して一丁上がり。うむ。見栄えも悪くない。塩ビケースは一般的なものより厚みがあって安っぽくないし、フタがあるのもきっちり仕舞った感があってよい。
さっき買ったばかりのCDはちょっと移し替えるのがもったいない気もするけれど、一気にやる。鼻歌をフフンと歌いながら作業は進む。はっきり言ってかなりハマってしまった。

今日の昼間もその作業に費やす。これが全く飽きない。歌詞カードに挟まっているとっくに終わったツアーのチラシや購入者アンケートのハガキを眺めて感慨に浸ったり、これインディー時代のレア盤じゃん!などと興奮しつつ手先を動かしているとあっという間に(実は数時間経過している)100枚の移植が終了。

手前が通常のプラケース16枚。奥がソフトケース50枚。うむ。かさは3分の1になった(満足)。年季の入ったプラケースはバキバキに割れていたりショーユなのかコーヒーなのかよくわからないシミが付いていたり結構汚れている。真新しいソフトケースに移し替え心も晴れ晴れ。紙ジャケ的なビジュアルにも満足。愛着が増した気さえする。

むずむず。どうしてもこの続きをやりたい。明日の仕事帰りに寄ればいいじゃないか、と言いたいところだがやり出したら止まらない性格なのは自分が一番よく知っている。昨夜の決断虚しくやむなく総武線で新宿タワーレコードへ向かう。
しかしながら休日にタワーレコードを散策するのは非常に楽しい。たっぷりと視聴の旅を楽しんだ後、フラッシュ・ディスク・ランチをさらに2セット購入。

鼻息荒く帰宅し作業再開。現在150枚の移植が終了し、そして150枚分のプラケースは45リットルのゴミ袋いっぱいになった。嗚呼、快感。

『背表紙フェチ』を公言しておきながらその収納方法には常々頭を悩ませていたのだ。プラケースに比べると背表紙は見にくくなったが、今は(洋邦問わずあいうえお順に並べようかな)、(やっぱインデックスつけなきゃな)と完全にソフトケースの虜になってしまった。

今度はCDを収納する箱的なものを模索中である。インターネットで商品を調べ、表示されている収納可能枚数を3倍してニヤリと笑っている。


本日の1曲
Seasons and Silence / Comeback My Daughters



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3/20 『背表紙フェチシズム


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