RECライフ

昨年夏ケーブルテレビに加入したのをきっかけにHD(ハードディスク)レコーダーを購入した。ケーブルテレビでは音楽ファン垂涎映像が放送されている。もちろんそれまではビデオデッキを使用していたのだけど、ある日ビデオテープが飲み込まれたまま放置されていた。録画も再生も出来ないまま、時間は過ぎる。そして毎回、MTVやSPACE SHOWER TVの番組を記録したい欲に駆られる。欲に駆られても録画ツールがない。最早、HDレコーダーを買わない理由は無い。ヨシ。

そして数週間後、我が家にHDレコーダーがやってきた。容量は200GB。簡単に言うと250時間の映像が保存できる装置だ。確か35000円くらいで購入。おまけに使わなくなったビデオデッキも3000円で引き取ってもらえて満足である。

HDレコーダーは録画する際にメディアが要らない。これまでのようにアッ!と思ってビデオテープをガシャガシャと掻き回し、剥がれたポストイットがどのテープについていたものかわからなくなることも無い。2重取りの悲劇を生み出すことも無いし、ツメを折った部分にセロテープを貼っつけるような面倒なイベントからも解放される。思い立ったら電源を入れ、録画ボタンを押すだけだ。
録画した映像はサムネイル付きで一覧表示され、どこに何があるのかわからない状態に陥らない。

その他にも便利な機能が満載である。例えばあらかじめ「料理」というキーワードを入力しておけば料理関係の番組は全て録画しておいてくれるし、録画予約画面には随時最新の番組情報が表示される。一日に何度かレコーダー氏は勝手にウィーンと稼働し、自動的に番組情報を獲得するためだ。
しかし我が家はケーブルテレビをアナログで視聴している為、実はこれらの機能を利用することが出来ない。ケーブル加入後から地上波をほとんど見ない生活が続いているので実質不要なのだ。

それを差し引いたとしても充分便利である。たまった映像を編集してDVDディスクにダビングしラベル印刷をすればオリジナルディスクが完成する。
ライブ映像や、ミュージックビデオを編集したDVDを焼き、ラベルのデザイン作業をやり始めると熱中して時間があっという間に過ぎてしまう。これまではプリンタ購入時にバンドルされていた間に合わせのソフトを使っていたけれど、近々ラベル印刷ソフトを購入しようと思っているくらいだ。

本日は友人氏に渡すための、DVDのダビング作業をしていた。これまでの幾多の買い物でもっとも後悔が無いiPodに続く、買っても損はないプロダクトと言える。


本日の1曲
ブラックアウト / ASIAN KUNG-FU GENERATION


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