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THE CONRAN SHOP

ここ東京にインテリアショップは数あれど、THE CONRAN SHOPはラグジュアリーなインテリアショップとして確固たる地位を築き、デザイン意識の高い人々に選ばれ続けている。
テレンス・コンラン卿のオメガネにかかった商品はそれだけで輝きを増すようにも思われる。コンラン卿はデザイン分野における功績を評価され、エリザベス女王から”Sir”の称号を授与された人物だ。

ショップは現在、ロンドン(2店舗)、パリ、東京(2店舗)、名古屋、福岡、ニューヨークの5都市8店舗。新宿本店は新宿パークタワー3、4Fにある。
それ則ち、職場のあるビルディングである。上層階にはハイクラスホテル、パーク・ハイアット東京があり、働いているとなかなか気付かないのだが、考えてみれば結構なアッパーっぷりである。

新宿パークタワーには『リビングデザインセンター OZONE』があり、3階から8階にかけて、内装材、住宅設備、インテリアなど多様なショールームが集まっている。セミナーやワークショップも頻繁に開催されていて、家づくりからインテリアまで住環境をフルサポートしてくれる頼れる存在だ。ちなみにインテリア雑誌の”LIVING DESIGN”はここで発行されている。

そんな縁もあり、平日の昼間に時々THE CONRAN SHOPに行く。シンプルな洋服を着こなす店員氏とアダルトなカップル、外人氏。ゆとりのスペースの店内に漂うラグジュアリーなスメル。それだけに取り扱う商品も空間に見合う値段がついている。

店内では国内外から取り寄せた商品の数々が我々を迎えてくれる。ステーショナリーやカラフルなキッズトイ、ファッショングッズにハイクラス・ファニチャーまで、確かな品質とグッドデザインがその基準である。話題の海外製品が豊富に揃うバスグッズコーナーは見ていて非常に楽しい。Miller Harrisのバスコロンの上品な香りに仰け反る。

個性的なデザインのシェードが並ぶライトニングスペースは、さながら奔放な美大生の製作展を見ているようだ。ミュージアムに訪れた感覚で”作品”を鑑賞する。

店内のディスプレイは非常に魅力的だ。個性的な家具を程よく配置したダイニングのセッティングにうなる。超大型のランプシェードや、個性的なシルエットのチェアーの配置で常識は華麗に打ち砕かれる。

知人に向けたちょっと気の利いたプレゼントは大抵ここで見つかる。個人的おすすめは壁一面に並んだ様々なグラスと、ショッピングバックのレプリカ。青色の特徴的なショッピングバックをモチーフにした商品は洒落がきいているが、CONRAN LOVERにしかわからないジョークかもしれない。

街で見かけた商品もTHE CONRAN SHOPで見ると輝きが違う。しかしショップで購入した商品が必ずしも魅力を継続するとは限らない。自宅へ持ち帰ったら、その商品に見合う空間づくりを始めなくてはならないだろう。意識の高い商品は、意識の高い空間でこそ魅力を発揮する。


本日の1曲
The Spiderbite Song / The Flaming Lips

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