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自転車乗るなら部屋まで担げ

もっぱら電車で移動する生活が続いている。JR私鉄各線、地下鉄、バス、タクシー。都心部においては、移動手段はたくさんあり、困ることもない。もうかれこれ7年程自転車を所持していない。
しかし毎年この時期になると無性に自転車に乗りたくなる。自分で風を切る感覚は特別だ。自宅を出発し、道端に駐輪して街を散策するのは楽しい。以前乗っていた愛車TOMOSを諸事情で実家に送り返してからは、この楽しみも長いこと味わっていない。

数年間迷いに迷って購入していないのにはそれなりの理由がある。
盗難も心配だし、メンテナンスにも自信がなくて・・・などという前に、住んでいるマンションに駐輪場がない。周りを店舗に囲まれており、密接した建物の間には隙間もない。『駅近いから、必要ないでしょ、ネ。』と不動産になぜか念を押されたが、駅が近ければ必要ないというものでもない。
『自転車乗るなら部屋まで担げ』。これがこのマンション居住者の暗黙のルール。
自室のある3階まで自転車を担いで昇ることを考えると車体重量は大きな問題である。このマンションはエレベーターもなく、階段も狭い。

カナダのサイクリングブランド『LOUISGARNEAU(ルイガノ)』のクロスバイクに狙いをつけてから、早数年。無駄のないスマートなデザインで、本体重量は13キロ台。タフすぎないスマートさで、ロゴデザインもいい。この時期は来期の新モデルが発表される直前で、今期モデルの出荷は停止する。購入に二の足を踏んでいる間にメーカーの在庫は売り切れ、運が悪いと次回の入荷まで数ヶ月間は購入できなくなる。
そして今年も恒例の買い逃しシーズンが到来した。インターネットで情報を収集する限り、お目当てのモデルは最早どの店にも在庫が無い。

一般的に車体の重量が軽くなればなるほど高額になり、軽さだけを追い求めると予算を随分オーバーしてしまう。レースに使われるロードバイクはわずか7キロ程度しかないが、これはケタが違う。折り畳み車は走っているとバラバラになってしまう気がして落ち着かないし、是非通勤にも利用したい。

Tokyo Bikeに注目したのはその軽さ。タイヤもフレームも驚くほど細い。実際に担いでみるが、これならいけそうだ。重量10.4キロで48000円。10キロ台が約5万円で手に入るのなら、手頃と言えるかもしれない。(ギア無しのモデルならばさらに軽く9.4キロ)精肉コーナーよろしく今は重量と価格を見比べている。

普段の行動範囲外に出て、知らなかった道や場所に出会いたい。バイクに乗っていた頃は思いつきで出かけることも多かった。自転車のある生活はいい、はずだ。


本日の1曲
The Middle / Jimmy Eat World

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