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デジタル・クラッシュ!

Macintoshに取り込んだ音楽や写真は、名前の後ろに見慣れた拡張子をつけてハードディスクに居座っている。何千曲の曲データも写真データも、並べ替えはワンクリック。最新機種のスペックは、データを無限に取り込めるのではないかという錯覚を起こさせる。

身近なデータが満載のハードディスクがクラッシュしたら、もう大変。パーソナルコンピュータを扱う人ならば一度は経験があるのではないだろうか。記憶を辿れば、これまでに痛手を負った大クラッシュは2回あった。

1度目に起きたクラッシュは大学の卒業制作のアニメーションデータを奪った。手元に残ったのはかろうじてMOディスクに保存した制作途中のデータのみ。そもそも容量の大きいアニメーションデータはMOディスクに全て収まらない。なんともお粗末である。

2度目は数千曲の曲データと、数百枚の写真データが瞬時に奪われた。床に積み上げたCDケースをパカパカと開閉しながら曲データを読み込み直し、フィルムをごそごそと漁り全てフィルムスキャンし直さなければならなかった。

そして周りを見渡してみると、皆なんとなくデジタルに対して信用が薄い。ある友人氏はパソコンがクラッシュした時のことを危惧してあんなに便利なiTunes Music Storeを利用しないし、実家の両親においてはパソコンをインターネットに接続しただけで即座に個人情報が漏れると思っている。

そんな自分も見事に買い時期を逃したデジカメは当分買う予定も無いし、『そもそもデジカメをプリントした写真に愛着は湧かないヨー』とエラソーに言ってしまうクチである。
そうして半端で意固地なアナログ人間であり続けるのは、データに囲まれた生活を送りながら、一方で”イマイチ信用できない感”を払拭できないからだろう。

今夜ある友人氏は電話口で饒舌だった。Macintoshが立ち上がらなくなってしまったという。彼女の身近なデータが危機に瀕している。普段サポート情報すらインターネットで得ているのはなんたる皮肉。動揺している彼女を、普段パソコンを扱わない家族は白い目で見ているに違いない。


本日の1曲
鉄風 鋭くなって / Number Girl

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