ZAZEN BOYS @SHIBUYA-AX

チケットを入手してからほぼ3か月。待ち望んだZAZEN BOYSのライブに参戦した。今日は久々に友人氏と一緒のライブだ。原宿駅を下車し代々木公園を横目に、SHIBUYA-AXを目指す。

到着したのは19時過ぎで、整理番号順の入場は既に終了していた。外のロッカーに荷物を突っ込み、ささっと会場に入る。これから始まるライブの高揚感に、早くも饒舌な我々であった。

ライブの開始とともにワッと人々が前方に詰まるのをよいことに結構よいポジションについた。ナンバーガール時代からいつもベース側だ。今夜は騒ぐぞ、と心に決めた計画があった。昨年末のCOUNT DOWN JAPANでZAZEN BOYSのライブを初体験した。あのライブ空間を経験してしまうと次が観たくて仕方ない。今夜は冷静さは無用である。

ここまで声を上げるのも、手を振りかざすのも久々だ。そして向井氏独特のコールアンドレスポンスにオーディエンスも張り切って応えている。途中でオーディエンスの男女をステージに上げ、会場が和む。向井氏はこういう演出をさらっと、しかし確信的にやってのける。

「元気がありませんネ。そう、ワタクシが歳をとるに連れて周りの方々も歳をとっていらっしゃるのは、肌感でわかります。」初ライブから6年経ったのネー、とセンチメンタル過剰。
そして相も変わらず向井氏のライブは・・・格好良し、そして楽し。
織り交ぜられる民謡サウンドや「ええじゃないか」コールは健在で、個人的にかなり盛り上がってしまった。

本日は久々にライブTシャツを購入。汗だくになってしまった着替えが必要になってしまったのだ。ライブにおいてそのような事態に陥るのは久々だ。そして購入を決めていたライブ会場限定のライブアルバムを購入する。

ZAZEN BOYSの即興力を堪能できるライブ盤は一聴の価値がある。それはスタジオでレコーディングされたアルバムよりも、魅力的だからだ。音楽好きの間ではライブ盤はとかく重要視されるが、ZAZEN BOYSはライブ盤こそ必聴である。周りの空気もろとも取り込み、鳴り続ける騒やかな音楽体験がパッケージされている。

SHIBUYA AXは確か5年程前にeastern youthのライブに行って以来だ。
今回は久々にライブを共にする友人氏と会場で待ち合わせをした。彼女とはNUMBERGIRLのラストライブも一緒に参戦している。そう言えば初めてNUMBERGIRLを下北沢SHELTERで見た時も彼女と一緒だった。自分にライブハウスの面白さを教えてくれた友人氏である。

ライブで向井氏は終止「シブーヤ!」を連発していた。野音では「ヒビーヤ!」だし、心斎橋では「オーサカ!」を連呼する。ZAZEN BOYSは各地を練り歩き、夜な夜なMatsuri Sessionをひねりあげる。


本日の1曲
Crazy Days Crazy Feeling (Matsuri Session Live At Yaon) / ZAZEN BOYS



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01/26 『THIS IS MUKAI SHUTOKU


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