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The Pillows TOUR “LOSTMAN GO TO CITY” @SHIBUYA-AX

メンバーが登場しオーディエンスが前方に詰めかけた直後、”Good Dreams”でライブがスタートした。活動歴の長いバンドだけにセットリストの予想も容易ではない。The Pillowsはアンセム的名曲も数多いが、まさかこの曲で始まるとは思っていなかった。
視界には突き上げられた何十の拳。早くも汗が腕を伝い、髪からは飛沫が飛び散る。

開始から数曲を演奏しvo.山中氏は『今日はオマエらテンション高いなぁ』と会場の熱気に戸惑い気味の発言。近くに居た男子が『・・・だって!今日ラストじゃぁん!?』と感情たっぷりに叫んだのには思わず笑ってしまった。東名阪を巡ったTOUR“LOSTMAN GO TO CITY”も、今夜の公演が最終日。

現在アルバム制作中の彼等も、今年はリリースの少ない年だった。1月のアルバム発売以降はCDの発売も無い『珍しくリリースのないツアー』。今月レコード会社の移籍が発表されたのもその一因だろう。そのため今回のツアーはちょっとマニアックな曲が選ばれているようだ。確かに”Ritalin 202”、”Robotman”、”Blues Drive Monster”は予想外の嬉しい選曲だった。

張り詰めた空気が少しだけ緩み、親密な空気の中行われる本編終了後のアンコール。
しかし今夜は思わず棒立ちになってしまったアンコール1曲目、『ストレンジカメレオン』。アウトロでのシャウトにThe Pillowsの全てが集約されているような気がした。会場全体が熱狂していながら静まりかえるような瞬間だった。

『オマエら、もうちょっと遊んでやるよ!』の掛け声と共に”Crazy Sunshine”のイントロが駆け出した。残り少ない時間を楽しみ尽くす覚悟の、最高の興奮。

アンコール終了後、ライブでも演奏されたCD音源のスケアクロウが場内に流れる。9月のSTUDIO COASTで初めて聴いたこの曲のリリースが本当に待ち遠しい。美しいメロディでありながら陰鬱。その世界観はまさにPillowsらしい。
楽曲が流されている間も止まない興奮。終わると更に大きな歓声が会場を包む。会場中に響く手拍子の中、メンバーがステージに戻って来た。本日2度目のアンコールはお馴染み”Little Busters”。

vo.山中氏は演奏中、何度もモニタに上がり客席を煽り、ギターを掻き鳴らしながらステージ上をせわしなく周回した。客席を指差し挑発する表情も、フロアに膝まづくアクションも、彼の一挙一動が熱狂を巻き起こす。

ロックンロールはその精神。様々な感情を内包したまま高みに上り詰めるテンション。今夜も山中さわおの放つ空気はロックンロールそのものだった。


SETLIST

01.GOOD DREAMS
02.Rozy Head
03.Blues Drive Monster
04.Come Down
05.Degeneration
06.新曲
07.プロポーズ
08.バビロン天使の詩
09.空中レジスター
10.Scent of Sweet
11.New Year’s Eve
12.Kim deal
13.スケアクロウ
14.NO SELF CONTROL
15.Robotman
16.Ritalin 202
17.Midnight Down
18.この世の果てまで
19.サードアイ
20.Sleepy Head

-Encore-
21.ストレンジ カメレオン
22.Crazy Sunshine
23.Rock’n Roll Sinners

-Encore2-
24.Little Busters


本日の1曲
Crazy Sunshine / The Pillows

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