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ASIAN KUNG-FU GENERATION @FUJI ROCK FESTIVAL2006

vo.後藤氏は今までの活動はグリーンステージに出るためだった、と語る。そして2006年のFUJIROCKで遂にASIAN KUNG-FU GENERATIONの名前が巨大スクリーンに映し出された。

彼等が初めてフジロックに出演したのは深夜のRookie A GoGo。世間的に知られる前、まさにルーキーとして、そのステージに登場したのは2003年。奇しくも自分が初めてFUJIROCKに参戦した年だ。まさか今になってこんなに後悔するなんて思ってもいなかった。

そしてその翌年、2004年には巨大な赤テント、RED MARQUEEに登場する。わずか1年の間に収容人数5000人の会場にステップアップした。そしてそして。今年は遂に一番大きなグリーンステージに登場する。

始めてグリーンステージを見た時、桁違いのステージの大きさと、背後にそびえる山の風景に呆気にとられた。頑丈な骨組みで、ずっしりと真っ黒い。数々のアーティストが伝説のライブを行った巨大なステージは威厳に満ちていた。

PA卓左手に友人達と並び、ステージを見据える。ステージまでは50メートル程だろうか。そう言えば一緒に参戦した友人2人と一緒に見たのはこのライブだけだった。

先日開催されたNANO MUGEN FES.のタオルやTシャツもよく見かけた。しかしここはFUJIROCK。ほとんどが洋楽目当てのオーディエンスと言えるだろう。メンバーもいつになく緊張しているように感じた。現在のASIAN KUNG-FU GENERATIONをアウェイの空気が包むことはFUJIROCK以外には無いかもしれない。

バンドが登場し、大きな歓声が上がる。演奏が開始される前の身勝手な不安はスタート同時に払拭された。『Re:Re:』と『ロードムービー』はバンドセッションから徐々に始まる構成で、重厚で美しいメロディがイントロに差し掛かると、ファン達は歓声を上げ、一斉に拳を振り上げている。
集まったオーディエンスは『ループ&ループ 』で跳ね、『リライト』では大合唱が巻き起こる。そしてインディーズ時代の曲でありながら、ここ最近のライブでよく演奏される『羅針盤』。

”情熱の羅針盤は 君の胸にはありますか?”
ライブで聴く度にこの歌詞にいつもはっとさせられる。彼はインディーズ時代のハングリーな曲を歌い続けている。『羅針盤』は今日のこのステージにもっともふさわしい曲だと感じた。

今年で10周年のFUJIROCKが初めて開催された時、我々の世代は10代後半。まさに音楽への目覚めと同時に始まったフェスティバルと言える。
それまでは大規模な音楽フェスティバルなど、遠い外国の話でしかなく、海外の有名アーティストが日本のフェスに集結するなんてにわかに信じがたい衝撃があった。

その衝撃と共にロックに覚醒した我々フジロック世代にとって、やはり特別なフェスと言わざるを得ない。フジロックのグリーンステージに立つことを明確な目標にする若いバンドも多い。そしてほんの少し前まで、その中に後藤氏はいた。

後藤氏は『言いたい事が沢山ありすぎて、何を言ったらいいのかわからない』と言葉を詰まらせた。
苗場の山々に自らの残響音を染み込ませようとしている。ラストの『月光』の長い長いシャウトに彼の想いを見た気がして、どうしようもなく胸が熱くなった。


SETLIST

01.センスレス
02.Re:Re:
03.君という花
 MC
04.ブルートレイン
05.ブラックアウト
06.ロードムービー
07.桜草
 MC
08.ループ&ループ
09.リライト
10.羅針盤
11.月光


本日の1曲
羅針盤 / ASIAN KUNG-FU GENERATION


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>>ASIAN KUNG-FU GENERATION connection archive >>
07/17 『ASIAN KUNG-FU GENERATION @NANO-MUGEN FES.2006』 
06/27 『ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour2006 -count 4 my 8 beat- @ZEPP TOKYO
04/28 『ASIAN KUNG-FU GENERATION Tour2006 -count 4 my 8 beat- @千葉LOOK
02/02 『夏の日、残像

>>FUJI ROCK FESTIVAL2006 connection archive >>
08/07 『FUJIROCK道 〜グッバイ・サンキュー!編〜』 
08/06 『Red Hot Chili Peppers @FUJI ROCK FESTIVAL2006』 
08/05 『FUJIROCK道 〜0時を過ぎても!編〜
08/04 『FUJIROCK道 〜滑降覚悟のテントライフ編〜
08/03 『FUJIROCK道 〜騒いでも騒がなくてもハングリー編〜
08/02 『FUJIROCK道 〜魅惑のエンバイロメント編〜
08/01 『ストレイテナー @FUJI ROCK FESTIVAL2006
07/31 『FUJIROCK道 〜ハロー苗場!高速移動編〜』 
07/27 『FUJIROCK道 〜出発直前!いざ苗場編〜』 
07/10 『FUJIROCK道 〜ライブのお供にゃクエン酸編〜
06/08 『FUJIROCK道 〜夏嫌いインドア人間の決意編〜
06/04 『FUJIROCK道 〜冷静を装う週末編〜
02/28 『FUJI ROCKのOMOIDE

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