FUJIROCK道 〜騒いでも騒がなくてもハングリー編〜

FUJIROCKの楽しみは食事にもある。まだ会場に訪れたことのない人は決まって『食事はどうするの?』というクエスチョンを投げかけてくるけれど、会場内には飲食店が沢山ある。(公式ページによると50店舗以上あるらしい)
いやぁ、もう、FUJIROCKはご飯がとびきり旨い。

会場ゲートをくぐるとすぐ左手に見えてくるのはOASISエリア。小学校のグランドを思わせる広場の外周を飲食店の屋台がぐるりと囲む。

もちろん飲食店はこのエリアだけではない。広い会場に分散するステージの近くには常に人々の行列が出来ている。そして行列に並んでいる間も、食べている間も、ステージからの音楽が聴こえてくる。

タイカレーにソーキそば、シシケバブに餃子にピザ、ショウガ焼き丼にプルコギ丼。ミネストローネにキムチチゲ。朝霧食堂のぐるぐるウインナーに、昼夜行列が絶えないもちぶた串。

食べ物は500円、ソフトドリンクは200円でほぼ統一されている。そしてライブ後に完全燃焼した人々が殺到するビールは500円。もちろんソフトクリームやクレープなどのデザートだってある。屋台とはいえ店構えにも個性が溢れていて面白い。色とりどりの看板が余計に食欲をそそる。そして皆さんご存知のように、屋外で食べるご飯は非常に美味しい。

ライブで盛り上がった後には腹が減る。数々の屋台からメニューを選んだらライブの感想を熱っぽく語りながら食べるご飯は格別。

普段のライブなら帰り道に居酒屋談義するところだけれど、FUJIROCKではササッと立ち食い。そしてまたライブ。また食う。
友人氏も同様の行動パターンで、『ライブはカロリー消費するからね!』とにこやかに言い訳をし、がっついている。

会場で友人とはぐれてしまった時はひとりで立ち食い。旨い。止まらない。友人を捜さなければならないが、まず列に並んでしまう自分が憎い。ソフトクリームを舐めながらテントに戻る。

目移りするような豊富なメニューのおかげで三日間同じものは食べていない。一日に4万人が集まるフェスティバルであるからどのお店にも列が出来る。店員氏は機敏な動きで料理をサーブし、お客をさばいていく。Tシャツを腕まくりして、日焼けした顔で元気が良い。

巨大フードコートOASISの飲食店、困ったことに朝まで営業している。そして言うまでもなく、真夜中においても律儀に列に並んでしまうのであった。


本日の1曲
Too Much Food / Jason Mraz


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