COUNTDOWN JAPAN 06/07 〜2006年ライブ納め!編〜

2006年12月30日13:00。COUNTDOWN JAPAN幕張会場に到着。クロークに荷物を預けたらEARTH STAGEに突進する。そこでは本日のトップバッターであるZAZEN BOYSが既に演奏中であった。
ZAZEN BOYSがトップバッターである以上、それに合わせて会場に向かうのは必然的な選択であった。4月のツアー参戦以来、8ヶ月振りに祭サウンドに躍り上がる。
その後会場内を散策し、フードエリアで腹ごしらえ。さぁ、ここからが忙しい。

15:30。電気グルーヴを観に再びEARTH STAGEに戻る。フジロックフェスティバル同様に「歌もの」セットリストに会場は沸き返っていた。ピエール瀧氏の『皆さんご一緒に!瀧バウアー!』の掛け声と共に会場全体が一緒になって仰け反っていた。この人達は笑いを巻き起こす確信犯なのだ。

ダンサーを交えた瀧氏の機敏なダンスに驚愕した後、VOLA&THE ORIENTAL MACHINEの開演時間に合わせてCOSMO STAGEに飛び込む。16:15。元ナンバーガールのドラマー、アヒト・イナザワ氏が結成したニューウェイヴバンド。ナンバーガール解散後、向井氏と共にZAZEN BOYSを結成、脱退を経てVOLA&THE ORIENTAL MACHINEを結成した。

ナンバーガール時代には幾度もライブに足を運び、アヒト氏の圧倒的なドラムさばきに魅了された。しかしこのバンドで彼はギターボーカルを担当している。
アヒト氏のバンドのドラマーはやり辛くないのだろうか?などといらぬ心配をしてしまう。アヒト氏がステージ脇に置かれたドラムを叩きながらライブがスタートする。その姿はかつてのドラミングを思い出させ、音楽の世界観、演奏前のMCなどにそこはかとなく漂うナンバーガール臭を確認した。
解散後はそれぞれ異なるバンドで活動しているナンバーガールのメンバーだが、同日に向井氏とアヒト氏を確認できた貴重な体験だった。

KEN YOKOYAMAを後方で覗き見。優しい人柄が伝わるMCで広い会場は和やかなムードだった。17:10。会場端のGALAXY STAGEに足早に移動しMO’SOME TONEBENDERの登場を待つ。MO’SOME TONEBENDERは今年フェスティバルだけで3度観ていることになる。アリーナ前方に集結したコアなファンも、始めて音楽を聴く人も、その中間層の人も、気になるステージを気軽に覗けるのがフェスティバルの楽しいところだ。

19:15。リクライニングエリアで英気を養った後、階上のホールで喫煙していると、聞き覚えのあるヴォーカルが響き渡る。東京事変のステージが始まり、階下を見るとつい先程まで人でごった返していた休憩エリアには人がまばらになっていた。

ステージ上には黄色い衣装の椎名林檎嬢。個性的なヘアスタイルにハイヒール。仁王立ちでピアニカを吹き、皆の視線を集めるようにゆっくりとステージを歩く。独特の歌声は学生時代に何度も聴いた椎名林檎そのものだった。その存在感は圧倒的。
『領収書、書いて頂戴』のフレーズが懐かしい『丸の内サディスティック』。椎名林檎登場の衝撃はその後の邦楽のベクトルを変えたと言ってもいいだろう。初めて観るステージで、これまで何度も聴いてきた曲を聴いた。

林檎嬢を目撃した後、ASPARAGUSのステージに走る。19:50。本人達による和やかなサウンドチェックの後、20時過ぎに本編開始。今日のステージを最後にbass.山下氏はバンドを脱退する。数曲が終わりMCに入ったところでEARTH STAGEに戻る。ELLEGARDENとスケジュールが重なっていたのが本当に悔やまれる。

フェスティバルは今や立派なライブ参加の新しい方法で、1時間前後と短めのステージでありながら気軽にライブを楽しむことが出来る。
ライブステージは場内に4つ。どのアーティストを観るか?時間配分は?観るつもりのなかったアクトが予想外によかったりするから当日まで予定は決まらない。


本日の1曲
丸の内サディスティック / 椎名林檎


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