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SUMMER SONIC’07 〜東京会場2日目〜 @千葉マリンスタジアム&幕張メッセ

前日はP氏と居酒屋で乾杯したのち深夜に帰宅。シャワーと洗濯を済ませ、ライブの余韻に浸っているともはや明け方。それでも7時過ぎに迎えに来たC氏の車になんとか乗り込んだ。

首都高に乗り、左手に東京タワーを眺め、まだ人気のないお台場を過ぎ、観光気分で朝のドライブは続く。幕張メッセに到着すると、駐車場は早くも半分くらい埋まっていた。
まだ開場前のメッセを離れ、カフェテリアにてのんびりと過ごす。2日目のみ参戦のC氏が揃い、朝からテンションがあがってしまう。

しばらくしてステージに向かった両氏と別れ、物販エリアを偵察することにした。横に連なった屋外のテントには出演アーティストのTシャツがずらりと並んでいる。その後電話をかけようと携帯電話を見るも圏外の表示。場所を移動しても圏外は続き、公衆電話の存在に気付くまで約4時間の単独行動となった。

せっかくなのでスタジアム周辺を散策しようとバスに乗り込んだ。ビーチステージに向かう人々は、海辺に続く小路に入っていった。

今年のお盆はとにかく暑かった!炎天下を歩き回ったあとはメッセに引き返し、ライブを眺めたりかき氷を食べたりした。
ちょうどその頃P、C両氏は炎天下のBeach Stageにいたようで、曰く『砂に足を取られて暑さ倍増!』という体験をしたらしい。

午後になりめでたく両氏と再会、ふたたびスタジアムへ引き返す。Marine Stage2日目はBlocPartyからヘッドライナーの Arctic Monkeysまでイギリスのバンドが続く。これまでUS色の強いSUMMER SONICというイメージがあったけれど、UKでも若いバンドを揃えるところがSUMMER SONICらしい。今年はTHE OFFSPRINGやPETSHOP BOYSなどのべテラン勢がスタジアムを譲った形となった。

Bloc Partyは本日の個人的メインアクトのひとつ。毎年新しいバンドがいくつも現れるものの、1stアルバムと同じように2ndアルバムに夢中になれるバンドにはあまり出会えない。今や中堅に差し掛かる数々のバンドがデビューしだした数年前、Bloc Partyはもっとも興味を引くバンドだった。

Bloc Partyの音楽は殺風景な都会の夜の風景をイメージさせる。少し陰欝で幻想的ですらある。それゆえに昼間のアウトドアステージへの登場に違和感を感じもしたけれど、”Waiting For The 7.18″ や”I Still Remember”(YouTube)などのメランコリックなメロディーはオープンエアーならではの爽快感が感じられた。

一方、“Banquet”(YouTube)や ”Helicopter”(YouTube)といったもっともBloc Party的なサウンドに挑発された人々はグラウンドに駆け込み、フロントエリアにみるみる人が増えていった。(体力温存よろしく、スタンドに座ってしまったことを後悔してしまった!)

夕刻、Cyndi Lauperを横切り(!)Island Stageへ。6、7月のワンマンに続き、初めてフェスティバルのステージでThe Pillowsを観る。(The Pillows / SUMMER SONICレポートはこちら
終演後会場後方に向かっていると、今度はマキシマム ザ ホルモンのTシャツを着た若者達がフロントエリアに移動していった。物販エリアで「マキシマム ザ ホルモン専用」の列が設けられていたことに驚いたけれど、近くにいた若者たちは最近ライブのチケットがとれないと嘆いていた。

ライブの途中、わくわくした顔で『前行かない?』と耳打ちしたC氏と共に、熱狂の渦の中へ飛び込んだ!
『残ってる体力!す・べ・て奪わせていただきます!!』の雄叫びが轟き、全員で「麺カタこってり」をすることに。
「麺カタこってり」とは、マキシマムザホルモンのライブの定番、全員強制参加(スタッフ含む)の恋のおまじないのこと。会場全体で『麺カタ(両手を叩いて)こってり(親指を立て身体を思い切り後ろに反らせ)ヤッター!(勢いよく起き上がり両手を天へ)』と、勢いよく恋のおまじないをかけた。

ナヲ氏のスウィートボイス響き渡る ”恋のスウィート糞メリケン”、ラストの ”恋のメガラバ” は今年の夏のモッシュおさめとなった。やり切った感に充たされ、時刻は19:30。今年のSUMMER SONICも、いよいよヘッドライナーを残すのみ!

スタジアムでは大音響でロックンロールが鳴り響き、皆が若きバンドの音楽を歓迎していた。
3月の段階でSUMMER SONIC事務局は、早くも今年のヘッドライナーがArctic
Monkeys
であることを公表した。それは賛否両論の ”ちょっとした騒ぎ” を巻き起こすくらい衝撃的なアナウンスだった。

Arctic Monkeysの平均年齢は21歳。セールス記録を次々と塗り替えたイギリスの少年達は、SUMMER SONIC史上最年少、デビューから最速でヘッドライナーに抜擢された。信じがたいことに、このバンドがギターを初めて手にしたのは21世紀に入ってからだそうだ。

MCも控えめに、彼らは淡々と演奏を続けた。“When The Sun Goes Down”(YouTube)では一段と大きな歓声があがる。人々は夜の照明にオレンジ色に照らされて、まるで大音響の振動に震える粒みたいに見える。胸のすくようなこの光景見たさに、ステージから離れたスタンドに座っていると言ってもいい。(トイレで着替えている間に、“Fake Tales Of San Francisco“(YouTube)が終わってしまったのは、なんともはや!)

今やArctic Monkeysは、海外の巨大フェスティバルでもヘッドライナーをつとめている。何万の視線を受けて、若きロックスターの胸には何を想うのだろうかと、そんなことを考えてしまった。

最後の曲、”A Certain Romance” は特に印象的だった。Arctic Monkeysの音楽はラウドなだけではない。時に鬱屈としたメロディーの曲間には歓声が一段とよく映える。ライブが終盤に差し掛かるにつれて、熱狂が加速していった。

ストイックにロックンロールを見せ付けた彼らがステージを去ると、派手なスターマインが打ち上がる。何万の人々による歓声と沸き起こる拍手の中、これ以上ない晴天と音楽にまみれたエキサイティングな二日間が終了した。


本日の1曲
When The Sun Goes Down / Arctic Monkeys


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2007/08/26 『SUMMER SONIC’07 〜東京会場1日目〜 @千葉マリンスタジアム&幕張メッセ

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