ATOKで快適ブログライフ

待ちに待った日がやってきた。店頭発売に先駆けて本日からATOK 2006 for Macのダウンロード販売が開始された。

Macには「ことえり」という入力ソフトがあらかじめ用意されているが、ことえりを使っての入力作業は骨が折れる。これまではブラウザの検索ボックスに単語を入力したり、友人宛のメールを作成するくらいしか文章入力の機会がなかったから、ことえりでも乗り切れたと言えよう。現にMacを使い始めてから8年間、辞書ソフトは購入したことがない。

しかしBlogを始めてからは、毎日結構な量の文章をタイピングするようになった。ことえりで長い文章を一発で変換すると、一気に摩訶不思議な文章に豹変してしまう。それを見越して無意識のうちに短い文節で変換する癖がついている。

Blogでは『かもしれない』という文言をよく使うらしく、その度に表示される『仮模試礼奈胃』という変換にも辟易している。そうやってほぼ一字毎に区切られた文字を訂正するのにShift+スペースキーを何度叩いていることか。固有名詞にも滅法弱く、地名や歴史上人物は大抵正しく変換されない。
そんな状況に嫌気がさし、ATOK購入を思い立った。ジャストシステムのホームページを見るとATOKの体験版が30日間試せるらしい。

快適だった。手に入れた30日間の快適。これならお金を払うのも惜しくない。
これまでの突飛な変換はなくなったし、前後の文意を考慮して同音異義語を選択してくれる。変換候補には同音語用例も表示され、さながら辞書のようでもある。ら抜き言葉や敬語の誤用はソフトが指摘してくれるし、タイプミスをしても想像変換機能で正確な語句が表示される。ATOKを使って初めて、一発変換する歓びを味わった気がする。

感動しまくった使用期間が過ぎ、鼻息荒くサイトを訪れるとどうやらATOK 2006の開発中のようだった。現在AppleはIntellプロセッサに移行中である。開発中の新しいバージョンのATOKならこれまでのMacでも使用可能であるから、将来マシンを買い換えても継続して利用できる。そして新バージョンのリリースを待つことにした。しかし一度ATOKを使ってしまうと以前にも増してことえりの変換が歯がゆい。

さて、今夜はダウンロード販売でATOK(¥7140)を購入した。取扱説明書はWebで閲覧できるし、ダウンロードは3回まで可能で、マシンの買い換えや想定外のクラッシュ時にも保険がきくようになっている。第一、商品が店頭に並ぶのは来週で、それまで待っていられなかった。5月から発売を待ち望んでいたのだから。

ATOKは文章入力にかかる時間の短縮を謳っている。毎日の使用でソフトが学習を繰り返せば、ことえりからの乗り換え派はより大幅な削減も可能なのではないかと思う。これによってブログライフはすこぶる快適である。


本日の1曲
Clap Your Hands! / Clap Your Hands Say Yeah


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