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誇らしげなリサイクル

今夜も部屋中にミネラルウォーターの空きペットボトルが散乱している。先日体調を崩したこともあって、最近はミネラルウォーターばかり飲んでいた。
一番多いのは2リットルの大型ペットボトルで数えたら15本もあった。冷蔵庫の上には乗りきらず、床に立たされたり、キッチンの棚に横たわっている。

実は今までペットボトルを不燃ゴミとして処分していた。週に一度の回収で数本ならば許されるんじゃないかと言い訳をしていたのだった。しかし今夜、目の前には鎮座まします15本のペットボトル。

ここ杉並区はリサイクルに関心のある人が多いと聞いたことがある。なるほど、スーパーで持参したビニール袋に買ったばかりのお総菜や精肉を移し替えている人も多い。見るとプラスティックのトレイはその場でリサイクルボックスに投入されている。
「とんかつ」や「イカのみりん付け」がヒョイ!とビニール袋にジャンプインする光景は、高円寺に越してきて初めて見たもののひとつであった。

今夜は記念すべき”ペットボトルを初めて踏み潰した日”である。15本ものペットボトルをどう運んだらよいのかと、数十秒考えてしまったのが情けない。レジ袋を有料化しているスーパーではレジ袋を「買い」、不燃と可燃の判断すら怪しい人間にとっては大きな一歩だった。

試しにひとつ踏んでみるとこれが結構な快感であった。ラベルとキャップを取り外したペットボトルを床に並べスリッパを脱ぐ。そして武者修行よろしく踏みまくってやった。初めて目にする飼い主の奇行にネコ氏も驚いている。

ペシャンコになったペットボトルを45リットルのゴミ袋に詰め込む。真夜中のコンビニエンスストアの軒先で、誇らしげなリサイクルは完了した。


本日の1曲
Love Me Slowly / Ken Yokoyama

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