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気になる本棚



電車の中でブックカバーをせずに本を読んでいる人がいると表紙が気になり、満員電車では開いているページから、それがどんな書籍なのかをつい想像してしまう。
それに、部屋を始めて訪れた人が熱心に本棚に見入る姿はなんとなくこちらを緊張させる。選んだ書籍は個人のあらゆる側面を雄弁に語っているようにも感じられて、自分の本棚を他人にまじまじと見られるのは結構恥ずかしい。

そんな「恥ずかしい本棚」を再現できるサイトが登場した。書籍の背表紙に記載されたバーコードナンバーかISBNコードを入力すると、書籍が「本棚」に追加される。登録を繰り返せば、自分だけのバーチャル本棚が完成する。

本棚.org(本文上写真)やBOOK LOG(右写真)が画期的なのは、登録した本のイメージまで表示できることだ。味気ない単なるリストとは異なり、視覚的にも面白い。

カーソルを合わせれば書籍の詳細を確認でき、一冊ごとにお勧め度や感想を書くスペースも用意されている。マンガ、小説、実用書。一口に本が好きと言っても、本にも色々な種類がある。これらのサービスは蔵書の管理に役立ちそうだし、読了後の感想を記しておくことも出来る。本棚はネット上で公開されるため、お勧めの書籍を他人に紹介するのも簡単である。読書家達には実用的なツールかもしれない。

管理画面では同じ書籍を登録している人の本棚のリンクが表示される。似た嗜好を持った人の本棚は気になるものだ。
例えばamazonやiTunes music storeで買い物をすると、好みに合わせた新たな商品を紹介してくれる。今日のインターネットは商品の紹介だけにとどまらず、自分の好みを反映した商品をシステムがプレゼンテーションしてくれる。誰かの選んだ一冊の本を辿れば、面白い書籍に出会えるかもしれない。

以前よく行っていたとある書店では「〜の本棚」という企画があった。売り場にアーティストや作家達の本棚を再現し、蔵書を知ることが出来た。読んだことのある本を見つければ親近感が湧き、意外な読書歴に驚きもした。

書籍がずらりと並んだ画面を眺めていると、まるで自分の部屋の本棚のような親しみが湧いてくる。他人の本棚は気になるものなのだ。そしてウェブ本棚ならば、気になる他人の本棚が遠慮なく覗ける。


本日の1曲
Glueing All The Fragments / Yuppie Flu

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