ほぼ日手帳に集合知を感ず!の巻

ほぼ日手帳を使い始めて2ヶ月半が経過。いつもバッグに手帳を入れ、用がなくても、ついつい開いてしまう存在になった。

ウィークデイはデイリーページ上部の「To Doリスト」にその日の仕事を箇条書きにして日報代わりに。出掛けた週末はショップカードやチケットの半券などをスクラップする。

日記代わりに書き付けている散文も、徐々に字数が増えてきた。一日の終わり、ベッドの上で手帳に向かう時は、あまり多くを考えず、思いついたままに文章を書く。どんな文章でも後にとても意味のある記録になる、というのは周知の事実だからだ。
わずか2ヶ月半とは言え、感情の移り変わりが見て取れて、既に読み返すのが興味深くなってきた。

お小言に落ち込んだ日も、ライブで思いっきり騒いだ日も。放っておけばそのうち目につかないところに追いやられてしまうただの紙片も、手帳にスクラップすれば、その日の行動を記す手掛かりになる。

忙しくて空白のままになっている週間も、なにも書き込む気になれなかった自分にとっての特別な日もある。ほぼ日手帳は、その日一日を確認させてくれる貴重な存在なのだ。



今日のインターネットの特徴を現すキーワードのひとつに「集合知」というものがある。今やインターネットは情報を「受ける」だけのものではなく、レビュー機能やブログの普及によって、個人の「情報発信」が日常的になっている。インターネットの発展が、人々の「知」を容易に集めることを可能にしたのだ。

そんな背景もあって、商品開発の段階で多くのユーザー参加が可能になった。現に、ほぼ日手帳はユーザーのアンケートを募って年々改良を重ねている。去年より使いやすく。より多くの人の希望に応えるために。

薄いけれどハリのある紙質や、しっとりとして光沢のある本革のカバーをナデナデしていると、(これこそがインターネットの有意義な使い方なんじゃなかろうか)としみじみと思う。自分にとって、ほぼ日手帳は一番身近なインターネットとの繋がりのような気もしている。


本日の1曲
Hard To Explain / The Strokes


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2006/12/27 『ほぼ日手帳はいとたのし!の巻
2006/12/21 『ほぼ日手帳を買った!の巻


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