Geniusに会いに

今日はiPodの修理を相談するため夕刻に渋谷のApple Storeに赴いた。
渋谷にApple Storeが誕生したのは昨年夏。銀座に国内初のApple Storeがオープンしたのは2003年だった。銀座店のスケルトンエレベーターには驚いてしまったが、渋谷店はそれに比べると造りは大人しい。
Store内では毎日ワークショップが開催されている。購入時にバンドルされているソフトのワークショップは無料のものが中心だから、新規のユーザーもMacintoshを堪能する準備が出来るのだ。

さらにApple Storeでは頻繁にライブイベントが催される。インストアライブの音源はiTunes Music Storeで販売されることもある。先週末に渋谷店に入店した時もライブの真っ最中でスタッフのお兄さん氏との会話が困難なほどであった。『え?』『何ですか!?』と、会話の半分が会話にならない状態にはちょっと笑ってしまった。
Apple Storeでライブを行ったあるアーティストは『店舗なのに音量の制限がほとんど無くてびっくりした』と言っていたけれど、それは音楽文化に重きを置くAppleらしいエピソードだと思う。Apple Storeは単なる商品の「売場」ではなく、Appleという企業を知るための多目的スペースなのである。

驚いたことにMacintoshの世界シェアはわずか2%であるらしい。iPodは世界的なヒット商品だが、途中でWindows用が発売され、今では同じiPodでどちらのOSでも利用できるようになった。実際に利用しているのはWindowsユーザーの方が多いことになる。

今年中には新しいMacintoshを購入したいものだ。現在マシンは従来のPower PCからIntellへと変革期を迎えている。そんな自分が一番発売を待っているのは実はATOK(辞書ソフト)の新製品だ。現行のバージョンはIntellプロセッサ搭載のMacintoshには対応していない。メーカーのジャストシステム社は現在両方の環境で使用できる製品を誠意開発中である。
Blogを始めて文章入力の機会が増え、「ことえり」では正直物足りない。特別な操作をせずに一発変換で正しい文章が表示されることがあまりない。従って何度も「撃ち名御氏(打ち直し)」を余儀なくされている。

Genius Bar(修理カウンターをAppleはこう呼ぶ)のGenius氏の判断により持ち込んだiPodは新品iPodに交換され、手元に帰ってきた。
第5世代iPodおかえり!新しいiPodが破壊してから10日余り、代替えに使っていた第2世代はバッテリーも持たないし音量も上がらない始末で欲求不満が加速していたのだ。

まだ保護シールのついたままのiPodを受け取り、TOWER RECORDへ向かう。ケーブルテレビのオンエアで気になった音源を見てまわる。ところでレコードショップでお目当ての商品を探す時、未だにABCの歌を歌わないとアルファベットが出てこないのは自分だけだろうか?特に「R」や「T」のあたりが怪しい。皆心の中では歌っているのだろうか?愚問である。

帰宅後3時間半かかってiPodのアップデートは無事完了した。もうiPodなしの生活は考えられない。Appleは自分にとって一番身近な企業のひとつだ。


本日の1曲
Music Is Power / Richard Ashcroft



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2/9   『深夜のiTunes Music Store
1/22 『iPod購入
1/18 『iPod買い換え直前


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