トップページ > FujiRockFestival’08 > フジロック通信’08 〜僕らのジェネレーション・スケール編〜(2日目行動記録)

フジロック通信’08 〜僕らのジェネレーション・スケール編〜(2日目行動記録)


入場ゲートに近付くと、ステージから吉野氏の歌声が聴こえてくる。フジロック2日目、GREEN STAGEのトップバッターはeastern youthである。
熱い歌声が聴こえれば、歩む足が次第に早くなる。ステージ左側のモニター前までやってきた。一言一句を噛み締めるように歌う表情が大写しになれば、こちらも何かを脱ぎ捨て言葉と向かい合いたくなる。

夜の会場ではお酒を楽しんでいるという吉野氏。過去には真夜中の苗場食堂で泥酔する吉野氏と遭遇したこともある。MCでは『(いつも大混雑の)苗場食堂はまるでイス取りゲームだなぁ?』と楽しそうに笑う。昨夜の苗場食堂では、若者2人が席を譲ってくれたそうだ。フロントエリアにいたその2人と、ステージ上の吉野氏とのやりとりに場も和む。(写真:fujirock express

ライブ後に友人達と落ち合い、WHITE STAGEのASPARAGUSへ向かう。地面は砂、直射日光が照りつけるWHITE STAGEは結構過酷な場所なのだ。vo.渡邊氏は、かつてバックバンドのメンバーとしてフジロックに出演したあと、今度は自分のバンドでフジロックに出たいと思っていたらしい。友達に話しかけるような口調のMCを歓声と笑い声、そして祝福の拍手が包んだ。


その後、Gypsy Avalonで友人達と別れ、WHITE STAGE前のボードウォークからGREEN STAGEに向かうことにした。
会場マップでは遠回りに見えるこのボードウォークも、大小の石がごろつく山道を歩くよりは足への負担がずっと少ない。

ボードウォークを歩いていると、時々川の水に足を浸している人や水遊びをしている人が見える。どんなに疲れた状態でも森の中をテクテクと歩くのは心地いい。板に描かれたメッセージを読みながら歩くのも楽しい。
思いがけず道草をくったせいで、GREEN STAGEに到着すると既にHARD-FIのライブが終わろうとしていた。

その後始まったASIAN DUB FOUNDATIONの最中、オアシスエリアを徘徊していると “Fortress Europe”(YouTube)が聴こえてきた。一段と大きい歓声を聴きながら、心の中で「twenty twenty two!!」と叫ぶ。

ザ・クロマニヨンズが登場する時間になると、GREEN STAGE後方のお休み処に友人達が戻ってきた。同僚のフジロック・マイスターS女史と2日目にしてめでたく合流し、場にそぐわない仕事の話をしてしまう。

ほどなくPRIMAL SCREAMのライブが始まる。PRIMAL SCREAMは忌野清志郎氏の健康上の理由によりやむなくキャンセルとなってしまった「忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸“CHABO”麗市」の代役で3日目のヘッドライナーもつとめることになっている。
PRIMAL SCREAMがヘッドライナーに格上げされたことについては賛否両論あると思うけれど、ライブを観れば世界的なバンドの凄みのようなものがよくわかる。

ところで3日間のうち、ほとんど携帯電話が機能していなかった。久々に会う友人氏もフジロックに来ているはずだし、高円寺に残された愛猫ハク氏が留守番人とうまくやっているかも気になるところ。
電波も通じず、アンテナが立っても回線が混み合い通話もメールもままならない。果てには充電が切れ(電池式の充電器も買い忘れ)、maxellブースの携帯充電サービスの長い列に並ぶ始末。携帯が使えないことでちょっと苦心した今回のフジロックであった。

UNDERWORLD開演直前、GREEN STAGEのPAブース左側で待機する。しかしここでは “肝心の” モニターを見ることができない。UNDERWORLDのライブなら、音を聴くだけではなく、映像だってちゃんと観たい。後方からも押し寄せる人々をかきわけて、丘の上に戻ることにした。

ライブ終盤には皆が待っていた “Born Slippy Nuxx”(YouTube) 。浪人していた19歳の頃から今に至るまで再生回数が多い曲。もはや、何歳でこの曲を聴いたかで相手のジェネレーションを判断してしまう自分。

巨大な風船が何十も頭上を行き交う演出は、まるで自分がインスタレーション・アートの一部になったかのような感覚がした。音楽を聴くというよりは、ギャラリーに迷い込んだ感覚に近い。そんなUNDERWORLDらしいライブの余韻がいつまでも続く夜だった。(写真:fujirock express


さて。昨夜のリベンジよろしく、今夜は夜中の場内を散策することにした。クラブと化した深夜のRED MARQUEEや、CSSがDJで登場したGANBAN SQUAREを眺めながら場内を渡り歩いていると、ワールドレストランの入り口で地べたに座るS女史と遭遇。「さっき友達になった」という兄弟2人と楽しそうに話し込んでいる。

深夜2時。苗場温泉の長い行列に寝ながら並ぶこと小一時間、風呂から出るとすでに空が白んでいた。いよいよ残すは明日のみ。テントに潜り込んで少ない睡眠をとった。


本日の1曲
Born Slippy (Nuxx) / Underworld


——————————-
>>関連エントリー >>
フジロック通信’08(FUJI ROCK FESTIVAL 2008参戦記)
2008/08/03 『フジロック通信’08 〜寝ちゃいけなかった夜、編〜(1日目行動記録)
2008/08/02 『フジロック通信’08 〜若きキャンプ・ブルジョワジー編〜
2008/07/19 『フジロック通信’08 〜カネも有給休暇も今こそ!編〜

FUJI ROCK道(FUJI ROCK FESTIVAL 2006参戦記)
2006/08/07 『FUJIROCK道 〜グッバイ・サンキュー!編〜
2006/08/06 『Red Hot Chili Peppers @FUJI ROCK FESTIVAL2006
2006/08/05 『FUJIROCK道 〜0時を過ぎても!編〜
2006/08/04 『FUJIROCK道 〜滑降覚悟のテントライフ編〜
2006/08/03 『FUJIROCK道 〜騒いでも騒がなくてもハングリー編〜
2006/08/03 『ASIAN KUNG-FU GENERATION @FUJI ROCK FESTIVAL2006
2006/08/02 『FUJIROCK道 〜魅惑のエンバイロメント編〜
2006/08/01 『ストレイテナー @FUJI ROCK FESTIVAL2006
2006/07/31 『FUJIROCK道 〜ハロー苗場!高速移動編〜』 
2006/07/27 『FUJIROCK道 〜出発直前!いざ苗場編〜』 
2006/07/10 『FUJIROCK道 〜ライブのお供にゃクエン酸編〜
2006/06/08 『FUJIROCK道 〜夏嫌いインドア人間の決意編〜
2006/06/04 『FUJIROCK道 〜冷静を装う週末編〜
2006/02/28 『FUJI ROCKのOMOIDE

続けて読みたいエントリーたち

2 Responses to “フジロック通信’08 〜僕らのジェネレーション・スケール編〜(2日目行動記録)”


  1. 1チンミン

    写真がとてもキレイですね。
    WHITE STAGEは本とに過酷です!

  2. 2taso

    >チンミンさん
    写真を褒めてくれてありがとう!
    でも実は今年もあまり写真を撮れなかったんだよね。会場にいると写真を撮るのを忘れてしまって(笑)

    WHITE STAGEの砂埃は、体力を一気に消耗させますな!

Leave a Reply