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ポタリング・トーキョー 〜JAZZの街阿佐ヶ谷編〜



土曜日。フト思い立って阿佐ヶ谷にあるスポーツジムの見学に行くことにした。高円寺からの高架下の通りには駐車場が続き、ところどころにコンビニやスーパーマーケットがある。休日になれば人通りもなかなか多い。

阿佐ヶ谷は隣駅で、電車に乗れば数分で到着する距離。線路沿いを行けばゆっくり走っても10分くらいあれば到着してしまう。桃園川緑道を通ったり、杉並学園のグラウンドの部活の掛け声を聞き懐かしい気分に浸ったり、ナイスフォントに感嘆したりしていると、ほどなくして阿佐ヶ谷駅に到着。早速、モデノ阿佐ヶ谷のフロントを訪ねた。

予約もせずに行ったのだけれど、スタッフの若い女性が快く施設内を案内してくれた。ちょうどその時、フラメンコのクラスが始まる直前だったらしく、通路に突っ立っている自分の前を原色のふわふわのスカートをはいた女性達がスタジオに駆け込んでいった。なんだかとても楽しそうに見える。
マシンルームでは男性達がワークアウトに励んでいた。自宅に置いたら床が抜けそうな巨大なランニングマシンの多機能っぷりに驚く。ちょっと触ってみたりする。

スポーツジムをあとにして、阿佐ヶ谷駅の周辺を散策。
阿佐谷ジャズストリート」も開催される阿佐ヶ谷はジャズの街としても知られている。ちなみに高円寺はパンクの街、荻窪はクラシックの街、吉祥寺はフォークの街と言われる。それぞれに思い当たる理由もあるし、中央線の各駅の街を音楽に例えるのは面白い表現だと思う。

ラピュタ阿佐ヶ谷の個性的な建物を見上げたり、『美代子阿佐ヶ谷気分』の映画ポスターを眺めたり、飲屋街の路地を覗き込んだ後、自転車を止めてパール商店街を見て回ることにした。各地のビールをワゴンにディスプレイした酒屋や土のついた野菜を売る自然食品の店。ソフトバンクショップの店内では猫が気持ちよさそうに寝ていた。

喫茶店で休憩して外に出ると商店街の店が大方閉まる時間になっていた。商店街をいったん抜けてから中杉通りをぶらぶらと散歩する。(素敵なスナックの看板をいくつか見つけることができた)通りから商店街を覗くと、ミート屋という店舗に行列ができていた。カップルや若者に混じってOL風の女性客も1人で静かに並んでいる。一度気に止めた店に行列ができていると俄然食べてみたくなる。

ここはどうやら、ミートソースパスタを専門に出すお店らしい。トッピングに温泉卵や揚げナスが選べるけれど、初回は850円のプレーンなパスタに決める。初夜はこのくらい謙虚でなくてはいけない。食券を買い外の椅子に腰掛けて待つこと10分。
店内はわずか9席のカウンターのみ。パスタはラーメンの丼に盛られていて小洒落たラーメン屋のような趣がある。

せわしなく動き続ける店員氏は、手打ちの麺を大きな竹ざるに上げ、軽く水気を切って丼に投入。オイルを混ぜ、十分に煮詰めたミートソースをかける。ミートパスタは、”こし” のある麺と濃厚なミートソースでジャージャー麺のような食べごたえがあった。これを書いている時点ですでにまた食べたくなっているから行列ができるのも納得できる。

隣駅ながら、阿佐ヶ谷をゆっくり散策したことは初めてだった。ジャズクラブ「MANHATTAN」の看板が見える線路脇の路地はなかなか雰囲気があった。まだまだ発見がたくさんありそうな阿佐ヶ谷を今更気にいってしまった。


本日の1曲
My Romance (Take 1) / Bill Evans Trio

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