What’s mixi?

mixiは登録者300万人を突破したソーシャル・ネットワーキングサイトである。友人と話していると時々「mixiやってないの?」と質問をされる。
周りを見渡してみると意外なことに女性陣よりも男性陣の方が積極的に参加しているようだった。

mixiは招待制であるから、登録するには友人からEメールで招待状を貰わなければならない。さらにmixiは18歳未満利用を禁止している。
これらは運営者が”サイトの安全性、健全性、居心地のよさを向上させ、より多くの方々にこのサイトのサービスを評価していただくために設けたシステム”である。
インターネット上の世界は混沌として、暗いイメージと直結しがちである。mixiは利用者の環境に重点をおいて健全な大人の為のソーシャルサイトを目指す。

招待状の情報を確認し、サイトで登録を完了すると自分のページが与えられる。これがmixiのスタートページである。まずはプロフィールを登録する。性別、年齢、出身地、現住所など。名前はニックネームでもよい。友人まで<友人の友人まで<全体、と公開レベルを設定できる。もちろん「非公開」でも構わない。

まずは自分に招待状をくれた人が第一の友人となる。mixiでは、直接の友人、知人のことをミクシィと呼ぶ。直接の友人、知人は「マイミクシィ」に登録される。要するに友人同盟のようなものだ。お互いの友人リストに追加された後は必然的にお互いの友人に自分の存在が知れることになる。マイミクシィの人数は名前の横の(かっこ)内に表示されるが、100人を超えている人も珍しくない。

より確実な再会を望むなら氏名を本名で登録すれば良い。出身校のコミュニティに登録しておけば懐かしい友人に見つけてもらえるだろう。今はmixiで古い友人を探す人が多いようだ。
実は今までmixiにはあまり乗り気ではなかった。これまでに何度も「○○がmixiにいてさ〜」という報告を聞いたが、過去の友人に再会することに興味が湧かなかった。

勢いでmixiを始めてみて”コミュニティ”の存在を知った。数えきれない程の”コミュニティ”の存在がmixiを魅力的なものにしている。
高円寺在住の人々が集まる「高円寺」のコミュニティでは、近所の喫茶店のおすすめメニューや、地域の催事情報を教えてくれる。地域情報を知るためにインターネットで情報を検索することは多いが、情報が古かったりしてなかなか有意義な情報に出会えないものである。
それらは「歩いて何分か」の場所の情報であり、玄関を出たらすぐ「使える」情報だ。「冷蔵庫いりませんか?」という告知まであって、さながら駅の伝言板のようである。

便利なのはもちろん地域情報だけではない。登録してあるコミュニティに書き込みがあるとトップページに反映される。
写真展の開催の情報は雑誌やインターネットで得ることが多い。しかし毎週ぴあをチェックするのは骨が折れるし、いつの間にか終わってしまうことも多い。

好きな写真家のコミュニティに登録しておけば情報を逃すことは減るだろう。全国のメンバーが地方の展覧会のレポートをしてくれたり、次回開催の詳細も知ることが出来る。
mixiのトップページは自分流にカスタマイズされたポータルサイトのように欲しい情報に溢れているのだ。



本日の1曲
Miracle Drug / U2


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