フジロック通信’08 〜お食事処フジロック編〜
01 まずはかき氷で体を冷ましながら会場へ。コーラかき氷 ¥300/プリンスホテル。02 トッピングのカットマンゴーがやみつき。マンゴーかき氷 ¥400/サワディー。03 目が覚める美味さであっという間に完食。ベーコンエッグベーグル ¥500/BAGEL&BAGEL。04 今年の飯モノ一位はこれ!バジル炒め ¥800/ジャスミンタイ。
1日に4万人が来場するフジロック。会場の各エリアには沢山の屋台が出店する。ステージを移動する合間に立ち食いで手早くかっこんだり、ライブを観ながらゆっくり食べたり。屋外で食べるおいしい料理もフジロックの大きな魅力なのだ。
初日昼、会場に入って初めて食べたのはマンゴーかき氷。フェスではお馴染みのタイ料理店、サワディーが今年も出店している。見つけるやいなや駆け寄って列に並ぶ。タイ人の青年が氷をかき、カットマンゴーに練乳をかけてくれる。心の中で「more!more!」と煽りながら凝視する。
2日目、苗場プリンスホテルの出店舗でコーラかき氷なるものを発見した。初めてのコーラ味はハマる美味さで、市販されていたら毎日食べたいくらいである。キャンプサイトの入り口で売っているので、一日の行動を開始する前のクールダウンに最適。スプーンの代わりに割り箸が突き刺さるロックな一品。
苗場の夏の平均気温は25度だそうだ。連日熱帯夜が続く東京に比べれば夜は格段に快適だが、昼間はやはり暑い。クーラーの効いている施設もなく、かき氷でクールダウンしながらでないとしのげない暑さだった。かき氷は暑くて身体が動かないときの救世主である。
3日目の豪雨の最中、苗場食堂に入店。フジロッカーにはお馴染みの人気店で、豚汁や焼き魚を安価で提供してくれる良心的なお店。いつも混んでいて、なかなか座敷に座ることができないが、雑木林に突き出たステージではライブも行われるというフジロックの名物スポットである。
最大のフードエリアOASISは、目移りするような豊富なメニューが迎えてくれる。食べるものがなかなか決まらずぐるぐる徘徊してしまうくらいだ。
そのOASIS奥にあるワールドレストランは、イギリスのフィッシュ&チップス、フランスのキッシュ、スペインのパエリアなど、各国の代表的なメニューが揃った屋台エリア。木陰のパラソルには外国人氏の姿も多い。
出店している屋台のほとんどは実在の店舗からの出張である。ランチタイムはいつも混雑しているサワディー(渋谷)や、エチオピア料理の人気店、クイーンシーバ(中目黒)など、各地の厨房からフジロック部隊がやってくるのだ。
六本木に本店があるというジャスミンタイのバジル炒めを2日連続で食す。ピリ辛の粗びき鶏肉が盛られたご飯は空腹に染みるうまさだった!
2日目の朝、涼しい丘での二度寝からテントに戻ると、C氏はニコニコとベーグルを差し出した。都内ではお馴染みのBAGEL&BAGELがフジロックで出店しているのだ。
涼しい丘に引き返し、C氏の優しさを感じながらベーグルを頬張る。炭の芳ばしい香りがするベーグルは想像以上に美味しかった! 山の緑とカラフルなテント、遠くで聴こえるマイクチェックワンツー、with そよ風。胸踊るシチュエーションに幸せな気分になる。
会場内のペットボトル飲料の価格は200円、食事は500〜800円と言ったところ。ちなみに今回食べた一番高額なメニューは、ドラゴンドラで行ったたしろ高原の「アルム」で食べたカレーライス1,200円。(至極普通のカレーだが、山の頂上まで食材を運ぶことを思えば納得の価格である)
ところでフジロックはリサイクルも徹底している。場内のごみ捨て場にはスタッフが立っていて分別をレクチャーする。紙皿はつぶして捨て、ペットボトルはラベルを剥がす。お目当てのライブへと急いでいても、食べた後はキチンと分別しなくてはいけない。
3日間に出るごみの量を考えればリサイクルも大規模である。昨年回収したペットボトルと紙コップは、それぞれ今年のゴミ袋とトイレットペーパーにリサイクルされたらしい。普段リサイクルに関心がないフジロッカーをその気にさせる、お見事!な演出である。
本日の1曲
飴色の部屋 / くるり
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15年来の友人でありながら、
TASOさんが、カキ氷好きであることを
密かに発見しました!
04のタイ飯は、間違いなくおいしいです!
>ちんみんさん
そうなんですよ。最近かき氷にハマっておりまして、一日に2個は食べちまってます。晩ご飯がかき氷になることもざらです。
もう暑くて暑くて。かき氷に救われた今年のフジロックでした・・・うむ!
>レオンさん
お、コメント初めてじゃないですか?(笑)どうもありがとう!
以前友人氏に「tasoはいつもタイ料理」と言われました。どうやらフェスの会場ではタイ料理ばっかり食べているらしいです。自分じゃ気付かないもんですね!