今年バージョンの人

画像はクリックで拡大します
クリックで拡大

先日の産経新聞に今年の『ネット発ヒット商品番付』が掲載されていた。新語流行語大賞のノミネートより “ネット発” だからかピンとくるものが多くて嬉しい。

さて。この新聞記事の見出しそのままに、今年は「アイフォーンでツイッター」を始めてしまった。ゴールデンウィークの暇つぶしになりそうだからと購入したiPhoneも、今では通話以外の用途に使うことが圧倒的に多い。この番付記事はiPhoneの産経新聞アプリで見つけたし、エントリーはメモアプリのAwesome Noteで下書きをした(している)。iPhoneは、便利で楽しくて驚きをくれる。今では手放せないものになった。

iPhoneはTwitterやTumblerなど新参のwebサービスとも親和性が高い。専用アプリを使えば操作も簡単。昨年の夏にTwitterアカウントをとった時も、その時点でiPhoneユーザーだったら飽きることもなくハマっていたかもしれない。


クリックで拡大

左から Echofon for Twitter(無料):アプリ起動後に1タッチで入力画面に遷移できるTwitter専用アプリ。産経新聞(無料):毎朝5時に更新。当日の新聞が読めてしまう人気のアプリ。拡大すれば活字もくっきりと表示できる。今年、暇つぶしに気軽に新聞を閲覧する人になろうとは。Awesome Note/現在はAwesome Note +Todoとして販売(450円):エントリーの下書きに欠かせないので起動回数が最も多いアプリ。書いたメモをgoogleドキュメントにエクスポートできるのが大変便利。(販売価格は2009年12月時点)

個人的に、今年はWebサービスをシンプルに使うことを覚えた年だったように思う。mixiはRSSリーダーとして使い、Twitterはブログに最新のつぶやきを掲載するために使う。Tumblerでは自分宛のメールに添付された写真をアップしてコレクション。日々、インターネットという無限のストレージにデータを放っているような感覚がある。

番付に乗るほど流行ったとは知らなかったけれど、意外とカロリーが低い(110kcal)『ドロリッチ』にもハマったし、『皆既日食』のテレビ中継では、この日のために超高額なレンズを新調したハイアマチュアのカメラマンに感嘆した。当初友人氏のブログで語られていた『森ガール』をしばらく間違えて「山ガール」と言っていてやんわり指摘されて恥ずかしかった。(フジロックや富士登山をアクティブに楽しむ女子はきっと「山ガール」だ)

去年は知らなかった名称の商品やサービスが、その年を象徴するトピックを作っていく。来年も今はまだ知らないサービスや商品がリリースされ、それが流行するのだろう。それが繰り返される。毎年、毎年。

iPhoneでTwitterをし、(“なう” ってなに?)と首を傾げながらドロリッチを飲む。サンシャイン牧場のアプリ招待状を受け取り、割れチョコってお店の人が割ってるんだろうなと疑念を持つ。流行に敏感でないつもりでいても、しっかり今年バージョンの人になっていた。


本日の1曲
Sundance / EGO-WRAPPIN’


続けて読みたいエントリーたち

0 Responses to “今年バージョンの人”


  1. No Comments

Leave a Reply